フランス大統領決選:マクロン2対ルペン1の大差
EUは勿論、世界中が気をもんだフランス大統領の決選投票ですが、票が伯仲するのでは、といった予想を裏切り、中道系独立候補、39歳の若手マクロン氏が大差で勝ちました。EUの安定が確保されたことに、先ず敬意を表したいと思います。
多様な要素が絡まり合っての結果でしょうが、フランス国民が、自分たちがEUの中核であり、EUはフランスにとって大事、また、フランスはEUにとって大事という信念を明確に示したことは、何よりも良かったと率直に思うところです。
今後、EUの移民政策などにある程度の変化はあるのかもしれませんが、人類社会が分裂でなく統合、融合の方向へ歩み続けるべきだという意思が、フランス国民によって示されたことは、素晴らしいと思います。
ポピュリズムが支配し、内容や本質よりも、その時々の「人気」や「熱狂」が支配するような傾向が、経済・経営やマネーマーケットだけでなく、政治においてもみられるような様相が、これを機に沈静化し、足の地に着いた良識が主導する雰囲気や思考が、あらゆる場面で主流となるような世の中になって欲しいものだとつくづく思うところです。
EUは勿論、世界中が気をもんだフランス大統領の決選投票ですが、票が伯仲するのでは、といった予想を裏切り、中道系独立候補、39歳の若手マクロン氏が大差で勝ちました。EUの安定が確保されたことに、先ず敬意を表したいと思います。
多様な要素が絡まり合っての結果でしょうが、フランス国民が、自分たちがEUの中核であり、EUはフランスにとって大事、また、フランスはEUにとって大事という信念を明確に示したことは、何よりも良かったと率直に思うところです。
今後、EUの移民政策などにある程度の変化はあるのかもしれませんが、人類社会が分裂でなく統合、融合の方向へ歩み続けるべきだという意思が、フランス国民によって示されたことは、素晴らしいと思います。
ポピュリズムが支配し、内容や本質よりも、その時々の「人気」や「熱狂」が支配するような傾向が、経済・経営やマネーマーケットだけでなく、政治においてもみられるような様相が、これを機に沈静化し、足の地に着いた良識が主導する雰囲気や思考が、あらゆる場面で主流となるような世の中になって欲しいものだとつくづく思うところです。