先の裁判員制度と聴覚障害者・手話通訳者の講演の中で渡辺先生は「曖昧な言葉はあいまいなままで」通訳するのがきちんと情報を伝えることだ と 話されていました。
私たち自身の通訳の在り方を考えるときに このような 視点を きちんと持って通訳できているかどうか は とても 大きな疑問です。
あいまいなままで表現したら、「下手な通訳! わからんじゃないか」と
思われるのではないかと なんとかきちんと伝えようと 変換してしまっていたのでは。
これは 通訳者自身が 通訳ではなく 自分の利益を(よく思われたい)考えてしまっているのですね。
また、ろう者にも そこら辺を説明し、わかっていただく必要もあるでしょうか。