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沖縄近海で特攻機の残骸見つかる 出撃記録と一致(朝日の記事です)
固定脚と見られる機体の一部=沖縄県今帰仁村、近藤正義さん提供
エンジンと見られる機体の一部=沖縄県今帰仁村、近藤正義さん提供
第2次世界大戦末期、沖縄近海で旧日本軍の特攻攻撃を受け沈没した米海軍掃海艇エモンズの近くで見つかった飛行機の一部が、旧日本軍の特攻機の可能性が非常に高いことが分かった。計器盤などを計測し、中国・北京の博物館に展示されている機体と照合した結果、旧陸軍の九八式直接協同偵察機と一致した。沖縄在住の「テクニカルダイビングチーム No Limit」のメンバーが調査した。
調査で(1)計器盤の形状と大きさ(2)固定脚の形状と大きさ(3)固定脚のカバーの形状(4)プロペラの枚数――などがそれぞれ一致した。 エモンズは1945年4月6日、旧日本軍の特攻機5機に突入され爆発炎上。翌日、今帰仁(なきじん)村の古宇利(こうり)島沖まで漂流し、米軍によって海底に沈められた。今回確認された九八式は、エモンズと共に水深45メートルの海底に散らばっていた。同日の旧陸軍の特攻作戦「第1次航空総攻撃」では、新田原陸軍飛行場(現在の宮崎県新富町)から26機の九八式が出撃したとされている。(恒成利幸)
一本の鉛筆 ( by 美空ひばり )