21日は午後からクリニックへ行った後、佐伯区の清水良三さんたちの呼びかけで開かれた ペシャワール会中村哲さんのお話を聞きに行ってきました。
アフガニスタンで、ごくごく普通の村に突然軍隊がやってきてそれから戦争が始まった というお話は 軍隊が住民を守ってくれるのではなく軍隊があるから戦争がおこるという沖縄での話を思い出させてくれました。
江戸時代までにつくられた日本の農業技術・水路作りを参考にしている…。
現地の人々が これから自分たちの力でメンテナンスをしていけるようにと、あくまでも地域に住む人々の力を基に水路作りを進める点は、長くながくこれからのことも考えておられることに感心しました。
それに対して、日本政府のアフガン支援の次の記事、現地の人々ではなく合州国政府のための支援策なんだと…
政府、アフガン支援室設置へ 50億ドルの具体策検討
福山哲郎官房副長官は22日のNHK番組で、政府が既に決めている年間で50億ドル規模のアフガニスタン支援の具体策を検討して実行していくため、首相官邸にアフガン支援室を設置する方針を明らかにした。今月中にも初会合を行う。福山氏は、オバマ米政権もアフガニスタン支援に力を入れていることを念頭に「日米協力関係をどう作るかの一つの行動だ」と述べ、日米協力の一環との意義を強調した。