軍事産業はなんでも利用して儲けをたくらむことの見本… (朝日記事)
防衛省、無人機開発を本格化 調査費増額要求へ
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防衛省は日本独自の無人機開発を本格化する方針を固めた。第3次補正予算か来年度予算の概算要求で今年度予算を大幅に上回る無人機の調査費を盛り込む。福島第一原発事故の際、米軍の無人偵察機グローバルホークで原発の状況を把握した経緯を踏まえ、菅直人首相が指示した。
防衛省は2004年度~10年度にかけて、約100億円を投じて多用途の小型ジェット無人機の開発に乗り出し、計4機の試作機を作製。だが、飛行試験中のエンジントラブルで2機が海中に落下して水没するなど実用化に至らず、今年度予算では調査費100万円のみを計上した。
今回はロボット技術の研究開発なども対象に含め、今年度を大幅に上回る調査費を計上する。防衛省は当面、災害派遣を見据えて開発を本格化させるが、開発が軌道に乗れば将来的な軍事転用もにらんでいる。