降って来るもの

写真と散文とぽえむ

記憶の届く限りから

2017-09-03 22:22:22 | 

                   記憶の届く限りから

 

僕は歩数計に数字を刻み込み乍ら

その分限の時間で

自分の今昔を巡る小さな旅をするのだ

自身が創造してきた宇宙を

情感を触手のように欹て乍ら

 必携はmemo用紙とボールペン

星の軌道のように

様様な楕円を作図して

 己のイノチの深淵を廻る衛星になる

 

記憶の届く限りから

想像の働く彼方まで

 

大きな大きな

 時折に切なくて

トキに虚しく、トキに弾んで

自分史の行程を旋回してゆく

 

そうして其処から

湧水のように噴出するイノチのエキスを

一つずつの形にして

保存するのだ

 もしや

何時か誰かの

滋養になるかも知れぬと

*09/03 22:22:22 万甫

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胸を

2017-09-03 14:35:29 | 

                  胸を

 

胸を澄まそう

ぎりぎりまで静謐を際立たせるのだ

一孤の風紋さえ起きないように

一波の水紋さえ起こさぬように

 

そうして

其処にしか残さぬ

 相思の跡を

其処にしか付着せぬ

 内聞の痕を

其処にしか伝えぬ

 幽かな風聞を

柔らに速やかに拭いとるのだ

漆職人のように・・

                  僕のフレーズを

 

僕の感情に言葉が群れて

僕の心象に言語が纏わって

 僕は僕の全域で精査し、攪拌し、

捨て拾い、変換し、

沈殿させ、醗酵させ、濾過して

 僕だけのフレーズを漉いてゆくのだ

イノチに付ける

一個のタイトルの為に

*09/03 14:35

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君の詩を!!

2017-09-03 05:40:05 | 

                       君の詩を!!

                       「語らい」

僕から目を逸らさないで

僕は君を見詰めて

 言葉はないけど

外さない眸と眸で語らうのだ

君は想いを発信し

僕は確かに受信する

何時までもこの瞬間を

 忘れないでおこうね

何処までもこの至福を

 抱いていこうね

蒼唯!!

今朝は、君と同じの、純粋に澄んだ、真蒼の空だ

この唯、美しい蒼と同じの!!         09/03 05:40:05 まんぼ爺

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書き溜めを

2017-09-03 05:00:05 | 

                     書き溜めを

 

すらすらとpenを運べるときは

何時でも

書き溜めをしておきたいと

 夢中になって

 

それは僕の意志とは

関わりのない現象だから

そうして

 必ず途切れるものだから

 

pen先が自由闊達に動くあいだは

ひたすら

書き続けていたいと

 無我になって

 

何しろ、何時ぞやは

再見するまでに三十年という

 膨大な歳月を要したのだから・・

                     夢が

 

僕の書いたもので

後世のだれかが、もしか

 ーいつかどこかでー

一陣の風ほどの

郷愁を抱いてくれる・・

 ー無理かな~―

 

きっとその時、僕は何処かで

随喜の涙を溢し

イノチの価値を抱き締めるだろう

 ―もしもそんな夢が・・ー

*09/03 05:00:05 万甫

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