心訓抄・ⅩⅩⅩⅦ「古書」
全ての書き物を残してゆきたい
僕が
イノチの在処を記録して形にした
僕の
イノチの欠片は
殆どを網羅して保存しておきたい
・
由や
古書となり
誰かの判断で
一銭の価値なく処分されるとしても・・
・
その時に
僕の総てが消える
*09/17 15:40
心訓抄・ⅩⅩⅩⅦ「古書」
全ての書き物を残してゆきたい
僕が
イノチの在処を記録して形にした
僕の
イノチの欠片は
殆どを網羅して保存しておきたい
・
由や
古書となり
誰かの判断で
一銭の価値なく処分されるとしても・・
・
その時に
僕の総てが消える
*09/17 15:40
古書を
この間、田舎へ走った。何時ものように換気するという目的はあったが、今回は“断捨離”の一貫として、故郷の勉強部屋(おお、何と懐かしい響きだ)に残してきた古書を現住所にある古本と一括して処分するためにだ。
契約を済ませ、10月半ばの「地鎮祭」が済めばいよいよ着工の運びとなった”二世帯住宅”(息子夫婦と孫二人と、義母と7人で住む)の、来春に予定されている入居に歩調を合わせ、様様な断捨離が必要になってくるのだが、その一つの事項として”書架”の整理も有る。
田舎に本棚ふたつ。現住所の居間にふたつ。二階にふたつ。大小合わせて6個の本棚から新居に同行できるのはせいぜい二本の書架。それで必然的に古書の処分が必要になった。
血となり肉となり、或いは骨格となり僕が浮かべる表情になり、その人格形成に多大な影響を与えてくれた幾百冊の書物を、百冊余り厳選して残す以外は全て、断腸の想いを重ねながら何らかの方法で手放すことになる。
手始めにPCで県内の古書店を検索し、一軒の店とコンタクトを取って先週13日に来てもらった。衣装缶三つと、仕事用の大籠に二杯、ざっと300から400冊ぐらいはあるだろうか。一冊でも多くの本が第二の人生を与えられるチャンスを!!と見守ったが・・。
少しお腹が出て、頭髪が薄くなった小太りの買い取り人が、それから小一時間古書と向き合った。基準が分からないのでただ見ているしかなかったが、彼は一通り、ざっと目を通して20冊ばかり(何とたった!!)を選別して言った「全部で2000円で」と。
住所氏名を記入し、免許証で本人確認をしてから、トヨタハイエースのだだっ広い荷台に積み込まれて古書たちは引き取られた。余りの価値の低さにあっけにとられたが、仕方がない。後は好運に巡り会って誰かの目に留まり、本としての第二の人生を歩んでくれることを願うばかりだ。
さてさて、兎に角一件落着とはなったが、残された大部分は如何する?気持ちの整理がつくまで、僕の細胞の一部が不要品?僕のイノチの一部が無価値?そんな想いと改めて折り合いをつけるまで、断捨離への葛藤と鬩ぎ合いは続く。
故郷にあった
古本を積んで
車庫に集めた古書。
この中から20冊ばかりしかチャンスを与えられなかったのだ
この間、雨の午後に工場でアイロンを操っていたら、網戸を攀じ登る蝸牛が
玄関では蝉の完全な抜け殻を見つけた
09/17 07:12 台風の被害が出ません様に!! まんぼ
Siの尻尾を
うっかりSiの尻尾を踏んでしまうと
靄もやが
大蛇のように前頭葉に巻き付いて
其処から抜け出せなくなる
地雷を踏んでしまった後悔のように
夜を爆破するSiの威力に
僕は一溜まりもなく
眠りを献上する
けれど、惨状を諾々と許可する
ボクの中の僕が居て
僕に物言うボクがいて
幾篇ものSiが
其処から血流を得て起ち上がる
*09/17 05:55