優しい漣
僕はもう直ぐ、詩10「優しい漣(仮称)」を上梓する予定だけれど、このブログにアクセスしてくれている貴方方の中に、もしかして、手に取ってみたいと思ってくれる人や、もしかして、ページを繰ってみたいと思ってくれる人がいたら(その人は大いに奇特な人に違いないけれど)、何処かで、何かの拍子に縁の糸を結べるかもしれない人が居るとしたら、僕はもう感涙して詩10を届けたいと想うのだ。
但し、そんなどの場合でも一つの条件が要り様になる。この僕の思いと熱情を叶える為には、貴方の細やかな興味に応える為には、如何しても”宛先”が必須になるのだ。障害になると言い換えても間違いではないだろうが、想いを届ける明確なルートが必要になる。
最近の個人情報保護という流れの中で、ヒトは色々な損得を被って来たけれど、それはそれで重要(反対する理由も勇気もないが)なのだが、近頃は心情の交換さえ儘ならなくなった。まるで性悪説を前提にした様な法律なのだが、旧態のままでは様様な危惧が派生していたのも事実で、人と人との間に遊びや潤滑油が希薄になってきた分、現実の人間関係はギシギシと軋んでゆくばかりのようにも思える。
けれど、そんな状況でも敢えて”ボクの言葉達”と出合いたいと決心してくれるアナタなら、自ずと答えは出るかも知れない。そうして、そんなアナタなら、若しかしたら僕の岸辺で”優しい漣”の繰り言を聴きながら、ひとときの小さな旅へと誘えるかも・・と、幸せな夢想に浸る万甫なのだ。
*09/09 14:30