降って来るもの

写真と散文とぽえむ

優しい漣

2017-09-09 14:30:24 | 随想

                  優しい漣

 

 僕はもう直ぐ、詩10「優しい漣(仮称)」を上梓する予定だけれど、このブログにアクセスしてくれている貴方方の中に、もしかして、手に取ってみたいと思ってくれる人や、もしかして、ページを繰ってみたいと思ってくれる人がいたら(その人は大いに奇特な人に違いないけれど)、何処かで、何かの拍子に縁の糸を結べるかもしれない人が居るとしたら、僕はもう感涙して詩10を届けたいと想うのだ。

 但し、そんなどの場合でも一つの条件が要り様になる。この僕の思いと熱情を叶える為には、貴方の細やかな興味に応える為には、如何しても”宛先”が必須になるのだ。障害になると言い換えても間違いではないだろうが、想いを届ける明確なルートが必要になる。

 最近の個人情報保護という流れの中で、ヒトは色々な損得を被って来たけれど、それはそれで重要(反対する理由も勇気もないが)なのだが、近頃は心情の交換さえ儘ならなくなった。まるで性悪説を前提にした様な法律なのだが、旧態のままでは様様な危惧が派生していたのも事実で、人と人との間に遊びや潤滑油が希薄になってきた分、現実の人間関係はギシギシと軋んでゆくばかりのようにも思える。

 けれど、そんな状況でも敢えて”ボクの言葉達”と出合いたいと決心してくれるアナタなら、自ずと答えは出るかも知れない。そうして、そんなアナタなら、若しかしたら僕の岸辺で”優しい漣”の繰り言を聴きながら、ひとときの小さな旅へと誘えるかも・・と、幸せな夢想に浸る万甫なのだ。

*09/09 14:30

 

 

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autumn模様

2017-09-09 06:25:27 | 自然

 ( ノ゚Д゚)おはよう

 昨日の朝は秋雨が降っていたのでウオーキングは中止に。予報通り午前中には回復し、日中は夏の名残の暑さになりました。無事に予定のスケジュールを熟したので、それにくうちゃんが恨めしそうな顔を向けて哀願しているので、ちょうど5時の時報に合わせて夏から秋へと移り変わろうとする風景の中へ

稲穂が夕陽に照らされて黄金色に。今年は6月の後半から始まった暑さでどの田んぼも”実るほど頭が下がる稲穂かな”の状態で、autumn模様を鮮やかに演出しています

ハウスの中では

早くもシクラメン!

栗の毬は膨らんで

美しい蒼空

僕は何時ものように足長に変身

手を合わせて・・

もう直ぐ飛び立つ

団栗の実と

ヤマボウシの実

金平糖のような

山並みの稜線に沈む夕日

色づく柿の実

鈴なりキウイ

autumnの夕暮れ

山里の秋が始まる

09/09 06:25 まんぼ

 

 

 

 

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Receiverで

2017-09-09 04:09:09 | 

                    Receiverで

 

どんなに贔屓目に見ても

威張れるほどの相貌ではないし

鮮やかな輪郭と陰影の才など

見当たらないし

見つけられない

 

平凡の中に含蓄された

万が一の非凡も霧中だ

その他を食み出して特別になど

良くも悪くも

なり様もないただの小市民「M」

 

達筆な訳でもないし

絵描きは羨望の的だし

音痴で臆病で愚痴っぽくて

ニヒリストで睡眠障害持ちで

そのうえAB型の不可解さで・・

 

何と無価値な生き様だろうと

頻繫に嘆息するのだけれど

ただ幸いにも

僕はReceiverでは有れたと自認して

その自信だけが

自己満足を許される由縁だろうか・・

 

 -激つもの一つ抱えて此の先の細道ゆかむ旅の涯まで-

*09/09 04:09 万甫

 

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