降って来るもの

写真と散文とぽえむ

ひとつ残らず

2017-09-15 21:40:40 | 

                   ひとつ残らず

 

毎日のように僕は詩を書く

秒針が

正しい音を立てて

一秒の長さを記録するように

絶え間なく勤勉に

僕は

poemと向き合うのだ

 

日捲りが

間違いなく破り捨てられる日々の

その紙屑の

彼方此方から僕の詩は生まれ

幾百の生誕日を持つ詩編達が

やがて必然のように

一冊の詩集に集合するのだが・・

 

現実は

そんなに上手に事は運ばなくて

途中で喪失したり

迷路を徘徊しては行方知れずになったり

或いは

何日も何日も意識不明に陥ったり

物理的な要因に妨げられたりして

未完成のまま放置するものも

 少なからずあるのだ

 

それで

一年ぶりの「優しい漣」は

ページ数百二十足らず、詩九十一篇で決着した

それゆえ

そんなこんなを考慮してもらい

あなたの手に渡ったものは

 ひとつ残らず

あなたの瞳とココロで読了してもらいたいと

希求する次第だ

09/15 21:40:40 万甫

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

溢路を

2017-09-15 04:44:05 | 

                 溢路を

 

忽ちに間道を遡り

複雑怪奇のrootを選り分け

僕の溢路を辿って

 見知らぬ言辞の淵へ

未踏の深淵へ

唯一無比の言の葉の泉へ

 

僕の垂体に雷光のように

詩神の啓示がさ走ったときは

形振り構わず

 一刻を惜しんで

採取と採掘の行に出るのだ

 

待望に、小躍りして

 抱き締める詩を求めて・・

*09/15 04:44:04 万甫

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする