降って来るもの

写真と散文とぽえむ

URARA

2019-03-21 15:45:27 | 詩17

                                 URARA



NANIをするでもない移ろいを

NANIもしなくていい漂泊を

NANIにも拘束されない安逸を

NANImonoでもない空無を

NANIという理由なき豊穣を

NANIかしら桃源郷の揺蕩いを

NANNO混じりもない温もりを

NANIとはなく弛む愉快を

NANIと言っても気儘宇宙の

NANIはともあれURARAのフリーダムよ

                03/21 春分 15:54 万甫

 

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水玉の詩Ⅲ~騒めいて儚く~

2019-03-21 06:29:56 | 水玉

   おはよ!


昼と夜の長さがほぼ同じの「春分」の祝日。其其の各々のブロ友さんのお目覚めは如何ですか?

あいにく予報は”雨ときどき曇り”(関西ですが)皆さんのスケジュールが雨で狂いませんように・・

僕は昨日の午後に、此処から二里の山中にある絶対静寂に包まれた故郷のお墓参りに行ってきましたよ

 さてさて、此のところよくUPされるのでゲップが出そうな人もいるかも知れませんが、何しろ二日間に亘って”逢引”のchanceをもらった水玉たちとの触れ合いの跡が鮮明に記録されているので、取り敢えずはそこが空になるまでは・・。ですからタイトルを見て興味の薄い方は遠慮なくスルーしてくださいネ 

今朝は全編の10数枚を・・。メインテーマは題して「水玉果実」

濃い靄に

      

水玉小宇宙

孤高の・・

水玉果実!!

                                          03/21 06:57 万甫

 

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Ⅹ心訓は

2019-03-21 05:21:53 | 詩17

      Ⅹ心訓は

盛りの今を謳歌する大勢の人物たちを見ながら歩いた

歩を刻むたびに

逞しく柔軟に伸縮を繰り返す

生々しい殿筋の動きに目を瞠りながら・・

 手を結び腕を組み

 微笑みながらベビーカーを押す夫婦たちと

 一期一会の擦れ違いを重ねた

半世紀も経過すれば

-もちろん僕はとっくに現生とは無縁だが

恐らくは共に鬼籍に名を連ね

彼岸の何処かで再会するかも知れぬ

-この今はたぶん・・

死など見えぬ多勢と対面した


正直に言えば僕はそれだけで深く疲弊したのだ

光と影や陰と陽や明と暗

虚実や有無や生死などの重大事と無縁で無関心の

数多の他人と対峙して孤立し

僕は僕の疲労を充満させたのだ


老いるとは埒外に出ること

-イーストウッドは近づけるな!って言ったけど

喧噪から逃避すること

流行hayariに無頓着になること

 友人知人、想い人を次々に

 否応なくココロに列挙してゆくこと

 執着、思い込み、頑固、etc

 取り留め無しに収縮してゆく現在進行形の経験


僕にはまだモーゼの十戒ように

老いの十心訓は刻めそうにないが・・

何ぞや?の問いかけに

お上人のようには説法できないが・・


 


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水玉の詩Ⅱ~静謐そして再見~

2019-03-20 06:30:06 | 水玉

   ( ノ゚Д゚)おはよう


 6時を回りました。何時も早起きのヒトは既に身支度を整え、何人かのブロ友さんは早速PCの前に座って、昨日のチェックをしたり今日の予定の記事を書き込んだりしている時間帯でしょうか?

 僕は?と云えば久しぶりに夜の間に何度も目が覚めて(記憶しているだけでも23時と02時と03時と・・)で、思い切って一度4時過ぎに起きてブログに”天邪鬼の唄”を一声載せて、再び横になって夢うつつの60分を・・。

 だからとても変な一日の始まりになりましたが、軌道修正して、此の時間からは何時もの様に孫が起きてくる7時までの間に今日の本編を投稿しようとしています

 と言っても、特別に目新しいものでもなく、幾らかのヒトには予告した水玉たちの物語をです。今朝も濃い靄が周囲を包んでいるので、快晴になるという予報の今日ですから、日の出までこの状態を維持してくれたら、千変万化の水玉たちとの新しい好運の出合いが待っていてくれるかも

凍ってます

  クリスタル

    

          

   

       

       

    

        

  お気に入りが有りましたか?

2019 03/20 06:30:06 万甫

   

  

    

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天邪鬼の唄③

2019-03-20 05:10:18 | 詩17

          天邪鬼の唄③「指切り」


世の中に絶対の約束は

唯の一つも存在しないから

 いつでも

誰かと何かしらの

指切りをしたのなら

 それは

夢と現の端境に立てられて

所在なく風にはためく幟に過ぎないと

覚えておく方がいい


僕はなかなか

潔く納得できなくて

 未だに

右往左往、右顧左眄しているけど・・

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水玉の詩Ⅰ~祝祭~

2019-03-19 06:04:41 | 水玉

       ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

 先週の土曜日と結婚記念日だった日曜日の朝、四方を山並みに囲まれた第二の故郷に相応しく、明け方から何方らの日の朝も深い靄に覆われました。

 その密度と深さと水分量と時間の長短と空模様などの様様の要素が揃ったので、両日ともカメラを肩にいそいそと色々な表情の水玉たちに会いに行ってきました。想像していたよりはおのおのの条件が少しずつ物足りない現場になりましたが、それでも常に一期一会の水滴たちは確かに「水玉の詩」を奏でていましたよ

 今朝はその出逢いの祝祭を

何時だって、巡り会うために

   

  

     

        

   

      

ピンボケ雫はご容赦を!!

      

日曜の朝は冷え込んで・・

   

      

            

半分は凍ってます。朝陽にキラキラ祝祭。

   

      

         

                                   03/19 06:21 万甫



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天邪鬼の唄②

2019-03-19 05:15:45 | 詩17

            天邪鬼の唄②「眼力」



ヒトと呼称される動物は

恐らく

望んでくれる誰かの為に

 生存する

必要とされている他人の為に

恐らく

 生命を削る


それだから、不如意の関係は

どんなに叩いても

 共鳴しない音叉は

軈て、不要になるものだ


inichiの期間は限定的だから

-僕の為のアナタを

-アナタの為の僕を

鋭く見極める炯眼と慧眼の

 二つの眼manakoの眼力こそが

一本の命綱になる


それがあらゆる種類の絲の

原始の一本になるのだ


僕はなかなか

そんなitoを紡げないでいるけど・・

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朝靄と曙光

2019-03-18 15:09:08 | 風景

  こんにちわ!!

 今日はほんとうに”春到来!”を感じさせる陽気になりました

春かすみ、春おぼろ、陽春来復、何かしら移ろう季節の中に良いことが混ざっていそうな・・。

 昨日は寒い上に、気紛れに強弱をつけて冷たい雨が。それで多分今朝の湿度は限りなく百%に近かったのでしょうね。東の山並みの辺り一面濃い春の靄に覆われて、其処から上ってくる太陽の日差しが黒い雲の中にまるでホワイトhallのように・・。

 偶にしか見られない風景デス

               

03/18 07:08 モノクロの世界

     

     

03/18 15:08 まんぼ


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なごり雪

2019-03-18 06:20:06 | 自然

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

 38回目の結婚記念日の朝、過去をきれいに拭い去って真っ白い新たな一頁を書き出せるようにと、未来へ希望の一歩を踏み出せるようにと、夜明けと同時に天空から長文の便りが届いた

 僕は一言一句読み漏らしのないように胸の掌と、念のためにlensの力を借りて形に変換しその言伝を書き留めた

03/16 06:16 まだ何の前触れもない

08:00

なごり雪

野にも山にも

花にも道にも

水分の多い牡丹雪が・・

過去につけた足跡を明日へ繋げよ!!と

空からのメール

二時間ばかりの”なごり雪

      

SHの書斎で

                                  03/18 06:20:06 まんぼ


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Wedding-Anniversary.38

2019-03-17 05:03:12 | 日記

                             Wedding-Anniversary.38


 1981年の3/17、あの日からほんとうに月日は”矢のごとく”昨日へ過去へと傾れ去り、2019年の同じ日付の日曜の今日、愛でたく(兎に角その日を二人して迎えられた!!)38回目の結婚記念日を迎えることができた。

 3人の子供を授かり、子育てとそのことに付随する彼是に奔走した日々。僕は脇目も振らず生業に精励し、女房も生計を支えるためにともに働き共に子供たちと関わり二人で懸命に重ねた月日の事を、今では懐かしい面持ちで振り返ることができる。

 それと言うのも、3人の子供たちがそれぞれに選択した各々の良き伴侶に巡り会い、大過なく日日を送る現今の境遇を確立しているからに他ならない。僕らはそのお陰で7人の孫に巡り会った幸せな”爺じと婆ば”になれたのだ。

 その現状はまた、女房と二人して辿った道程が正しい選択だったと、そうして僕らが綯ってきた家族と云う一本の糸が、間違いなく太く強くしなやかに縒り合されているからに相違ないという些かの自負もある。

 一つの結び目から伸びる3本の糸。その結ぼれから生まれた7本の様様の糸が重なり撚り合され、そこに更なる光沢と強度と粘度を加えてゆく。何時でも其処に居る僕らの”原点”の結び目から、各々の虹彩に染め上げてゆくそれぞれの糸が、軈てその先にある豊饒の布となって拡がっていってくれるようにと願うばかりの、結婚記念日の日のこの早朝の感慨である。

 さてさて、この記念日の一日を如何に思い出に残る日にするか?何日も前から女房と二人して思案中なのだが、まだこれと言って決定的な過ごし方を見い出せないでいた。

 女房は去年、子や孫たちに囲まれて幸せな”還暦”を祝ってもらった。僕はと言えば、初夏の頃には”古来稀”なる一つの区切りに到達する。

 もはや30年前のように血が騒ぐ時代は過去のものになってしまったと改めて感じるのだが、ともあれその豊穣な年月で培った濃厚な意思疎通がメモリアルの一日の過ごし方をきっと指し示してくれると高を括っていたが、夕べお互いの想いが一致して急にスケジュールが確立された。

 大したことではないのだが、僕が希望する”串カツ”での昼餉と、クリントイーストウッドの映画「運び屋」を見ることに。何て細やかで慎ましやかな記念日の過ごし方だろうと自分でも思う。けれど、それこそが又、来た道と行く道の有り様とを暗示しているようにも感じる。

 どんなメモリアルな一日になるのか?書くほどのことに遭遇したら、何時かまた此処にUPすることもあるかも知れないと思う記念日の早朝である。

             結ばれし彼の日の宴まざまざと 三十八年 昨日の如し


    三人の子と七人の孫を得し 記念日祝う 串カツ屋にて


    日曜と重なりて記念日 映画観て 昼餉の席にグラス合わせる

                         2019-H31- 03/17  05:01 まんぼ

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