残暑の猛暑
こんにちは! ここの所、カメラのレンズを向けるのは、夜明け前の東の空というのが定番になっている。この炎暑では袈裟懸けにしてpromenadeに同行させることもないので、必然的に画像はそう言う風景ばかりになってしまうのだ。
それにしても今日も真夏の焔が容赦なく大地を焼いている印象。週間予報で土日は曇り時々雨で”猛暑も弛むでしょう!!”と喜ばせたお姉さんの言葉は何だったのか?”糠喜び”という言葉の学習にはなったが、現実はそれが怒りを誘う程の虚言になっている。
もともと正確な予報など有り得ないと解っているのに、その予報士にくだを巻いても何も変わる訳ではないので我慢するしかないのだが、ひと言投げつけないでは収まらない程の長く続く猛暑ではある。
今朝も目覚めたのは、まだ大部分の人が眠っているであろう午前四時。何時もの時間に目覚めてみると、少しずつだが夜明けが遅くなっていることに気付く。立秋が過ぎて二週間が過ぎ、目に見える形で昼間が短くなっていってるのが分る。確かに季節は移ろっているのだ。その移ろいの詳細に立ち合えるのは、無為かも知れぬ早起きのひとつの”怪我の功名”かも知れぬと思ったりもする。
ともあれ、今朝もその様に起きて珈琲を淹れ乍ら、思いつくままにmemo用紙にこの雑文を書き付け、これから展開する朝の空模様でましな写真が取れたら、ブログ№4448の記事として投稿しようと算段している。
それにしてもこの炎暑、冒頭に記述したようにウオーキングを中断してもう随分日が過ぎたが、なかなかこの陽射しの”危険な匂い”の中を歩く蛮勇は出てこないので、焦ることもない、惧れを感じることのない陽気が巡って来るまでは先延ばしすることに決めている次第。
ここまで書いて時刻は四時半を回る。もう一度空模様の確認に勝手口から外に出て見上げると、どうも曇り空のようで、グレーの濃淡をした雲の塊りが大部分を覆い、何時もの山並みもその灰色に隠されて見えない。それならそれで、証拠写真に一枚撮って、この記事は或る日の朝の感慨として「随想Ⅲ」に回すことにしようと決断する。2020 08/24 15:36 万甫