先日のインタビュー放送記事に関して
多少の問い合わせあり
『大規模修繕の積み立て とは 中味は
どんなものなのですか 乏しい給料から
ガンバッテ 仲間の一人として私も払っている
ことになっている ということなのでしょうけど・・
・他の人も・・全員キチンと・・納めているんで
しょうね ・・・まさか うちの組合に限って・・
仮に 滞納すると どういうことになるんでしょう?
最上階の特等部屋の皆さんの負担はタイヘン
なんでしょうネ
最安値レベルだった私の部屋の負担分って
半分くらいなんでしょうかネ?』
不動産取引において重要事項説明に関し
国交省の案内から ひろってみましたが
広く宅地建物取引に関することのほかに加え
区分所有建物(マンションも当然含まれます)
の場合は
さらに
次の事項が求められているはずなのですが・・
○敷地に関する権利の種類及び内容
○共有部分に関する規約等の定め
○専有部分の用途その他の利用の制限に関する
規約等の定め
○専用使用権に関する規約等の定め
○所有者が負担すべき費用を特定の者にのみ減免
する旨の規約
等の定め
○修繕積立金等に関する規約等の定め
○通常の管理費用の額
○マンション管理の委託先
○建物の維持修繕の実施状況の記録
こういってはなんですが 説明する側もそうとうな知識を
用意しないと 手に負えないでしょうし
説明される側は さらに さらに エネルギーを求められる
ことでしょうネ
専有 とか 専用 とか ???
共有ならなんとか理解するが
??
『 専用使用権 』と言われて 関心をもって
その権利の内容まで心に留めようとする購入者は
どれくらいのパーセントで存在するんだろう
なんてことを 思ってしまいました
インタビュー内でも述べさせていただきましたが
私有財産制での 多数人関与システムの場面での
自己責任全うによる管理運営の姿とは
というものの不気味さを 巷にて現実に感じている
マンション管理士・行政書士の一人である小生です
それなりの 諸々の実践をしていく覚悟ではありますが・・・
前途多難 という 雰囲気
これとて 冷静な目で捉えてみると
≪ 他人の自己管理責任の場面に どんな権利があって
アーダコーダと のたまっているのやら ≫
行政さえ 口を挿まないシーンで どんな権限資格で
近寄ってくるんだろう ということでもあるのでしょうが・・・
そこらあたりが なんとも モドカシイ感が溢れてしまうことも
確か なのですが・・・
月一回 自治体の一部屋をお借りし マンション問題の
無料相談会
も
実行しています
とにもかくにも 仲間とともに わが国の住政策への
関心を持ち続けたいと考えておりますが・・・
最近の動きとして
【法定相続情報証明制度】なるものが報道されていて
銀行や法務局における相続関係の情報整理などに多少
とも益が
とも言われ
関係機関に 一々 その都度 相続関係の証明手段作成
の要 が要らなくなり
そうなことは 助かりそうですが そもそも 証明書類の収集の
ことは 今よりもの省力ができる ということではなさそう
なので・・・そのあたりのことは
どんなような具合になるやら
たしか 5月あたりから とか ?
国も 権利関係不明不動産の増大には やや 対策を
ということらしい動きがあるので なんら益無しとは言い
ませんが・・・
“ さて もう四月だー まったく 時間速度
遠慮なさすぎ速すぎる ”
毎年 同じことを 懲りも無く のたまわってしまっています