おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

ある思惑

2018-02-27 | ◆ 国家試験受験サポート 〔 全 般 〕

 

艶歌も JAZZも クラッシクも ポップス(今はこういう言い方じゃないのかな?)もロックも 新内も

ある意味節操もなさすぎる?くらいにミュージック好き人間で

一番はJAZZ なのですが

 

朝は なぜか ドビッシーの <夢><月の光>

中学校の音楽の時間に聴いた ハイドンの <弦楽四重奏 皇帝 第二楽章>

あたりからのクラッシックが先行して ささやかに 事務所にBGMを流します

そうすると 今日も行こうぜ という気分になるのです

 

中学校の国語の教科書に芥川龍之介さんの文が登場した時 

“・・・靄(霧?だったか)の中からぬっと牛が現れて・・・

愛と嫌悪とを同時に覚えた(感じた・・だったか?) ”というような文章があり

その “ 愛と嫌悪 と ”を というあたりに

なにやら それまでの自分の人生には少しもなかった なんとなく チョットバカリ

人生とニヒルさ なんぞという 生意気な心を覚えたような 記憶が 

ボンヤリありました

 

自分の場合の 愛と嫌悪 の対象になったひとつは 国家資格挑戦

という経験でした

ある資格を得たいがために 無茶を重ねたような生きかたでもあったので

愛する資格であるとともに 心のどこかで 少し 嫌悪もトキドキ顔を出したり・・・

 

 

ある思惑があって 可能な範囲で調べて このブログに必要な部分を

記してみたのでした

 

  数種 国家試験の参考案内 [29年度における概要]

(試験日・合否発表日・合格平均年齢等・合格最高齢者)

マンション管理士・( 11月26日(日) ・  1月12日 )

           合格平均47歳   最高83歳)

行政書士・       ( 11月12日(日) ・ 1月31日 )

          40歳以上48%  最高75歳)

管理業務主任者・ ( 12月  3日(日) ・ 1月19日 )

          合格平均42歳  最高86歳)

宅地建物取引士・ ( 10月15日(日) ・ 11月29日 )

          合格平均35歳   最高89歳)

海事代理士・ (  9月29日(金) ・口述12月4日(月)  ・ 12月中 )

社会保険労務士・ (  8月27日(日) ・ 11月10日 )       

         40歳以上59%   最高74歳)

 

司法試験改革の 発端の一番の理由は たしか 合格者年齢の若返りを図る

ということでした 

その頃の要請で 資格の自由化を目指す国際的な流れとか 各国間の協定の

妥協に必要とか 改革の諸々の要因はあったはず でしたが 最大の大義名分は 

[合格年齢の若返り]

でも あれほどのエネルギーと混乱の結果が 今の状況で その当時も

私の記憶では とても理解できないような小細工を施しても 2歳くらいの若返り

だったような・・・ 大学を終え 予備校に通い なんとか 30近くで合格して

修習を済ませた段階では 30歳代そのもの  これをなんとかしなくては と 

第一線の学者さん 役人さん お偉いさん

がた?が アーダ コーダ と いじくり回したのでした が・・・

 

資格挑戦は それこそさまざまな動機からのスタートなのでしょうが 載せたデータから

すると 思いのほか

中高齢の合格者さんが多いことに 今さらながら 複雑な思いをさせられます

だからどうだ というような結論を見るためにこのブログを記したのではないのですが

自分の思惑というか 年齢関係は想定内の数字ではなかったので 驚きに近い思い

 

あくまで 資格者登録関係データではなく 受験関係のデータですので

受験科目一部免除制や 公務員特権部分を含んであるような受験も

あるやもしれませんが

いずれにしても 最高年齢に89という数字を見たときは なんとなく 嬉しかった

のですが その わけは自分でも ハッキリとはしません が・・・

 

ということで もし 受験を考えているような方や 受験を勧めなければならないような

立場の方には 多少参考になるかもしれない 本日のブログでした

 

 

それにしても これからの資格業には どのような近未来が待ち構えているのでしょうか

アチラコチラで ロボット君たちが活躍しはじめていますが

負けないように というか いずれは そもそも 一緒にはリンクを滑らせてもらえない

ようなことに なってしまうことも アリ なのかなー ? ? ?

 

 

とにかく コーヒーをいただきながら アーダ コーダと チョット 考えてみることにしよう

 

これからの MY WAY を

                      

 

    

          

 

    

               

              

      

 

                    

       

          

    

               

 

 


日の名残り という言葉と

2018-02-20 | ◆ マンション管理業務  《 全般 》

 

 

昨日は 某マンション保険関係での 管理運営診断報告もののお仕事

本日は わが(一社)茨城県マンション管理士会の一員として 水戸市での

マンション管理運営相談会担当

マンション管理士としての仕事が続きます

 

もっとも <マンション管理士>という国家資格は 名称独占資格なので

同様の業務内容は 他の方々との競合の世界です

 

端的に言うと マンションにかかわる物的なものと 組織的・人的な管理と

2面の管理があると言えそうですが この両方の面を意識しながら その

両面を業務上の糧として積み重ねていくのは なかなかのエネルギーを

要することではないかという感想を 常々 持っています

 

率直に言うと 1級建築士さんあたりが建築物たるマンションの維持管理部門

の知識に長けている方が多いのは 当然と言えそうですが

組織的・人的な部門の法制には 手こずる方が散見されますし

法規法制にはなんとか対応できても 建築物の維持管理知識などは

なかなか 自分のものにし難く 苦労する ということも

 

ということで 日々の研鑽が大事になるだろうという プロとして 当然のことを 

私ごときがあらためて述べてしまいましたが

組織法の法規法制あたりを建築知識に応用 その逆の応用 というわけにはいかないほど

分野が異なりすぎる双方の面をこなす必要度が強いというあたりが 

マンション管理士という資格の 特徴かな ? などと 常々 思っています

大胆に言ってしまうと 文系でも理系でもない 混合業務そのもののような・・・

試験内容からしても それを見てとれますネ

( 法的な力をそうとうな程度備えているはずだと思える人が 何度も挑戦を

跳ね返されるのは このあたりが 理由なのかも?

『法的知識だけではたちうちできない 建物材質だとか給排水の仕組みだとか

理系知識は どうしても 頭にはいってくれない なので この方面の資格の受験は無理』

という感覚をお持ちの方も 散見されるような?

逆のことも言えます 

民法関係がどうも苦手で 

建築知識なら スーッと 蓄えられるのに・・ ということも)

 

実際 実務をしていても このあたりの文理トータルの知識を要求される覚悟と

いうか 身構えはしていないと なかなか辛い思いをしたりしますね

曖昧な回答は避け 時間を少々頂いて 再調査後の対応をさせていただいたり

どうしても自己の力のとどきそうもない部分は 建築士さんあたりの助力を頂いたり

しながらの 実務現場となります

 

もっとも 世には 文系理系なんぞ 意識したこと無し 

双方の科目 ともに好きだなー 抵抗なく 頭脳に貯まる

という うらやましいほどの御仁もおられるかも・・

 

どの資格業でも 多少 似たような場面はあること 想定できますね

弁護士さんといえども 訴訟に必要となる医学知識は 当然 医師免許を超え得ない?

でしょうし

社会保険労務士さんが裁判所に補佐人として出頭し その専門業務知識について

陳述で弁護士さんを助力をしたり

 

というようなことで よりベターな道として トータルな知識と さらに その応用力を目指す

ということが 今の時代 マスマス肝要になるだろう ということですが

まったくのところ 知識の吸収も タイヘンな作業だな と さらに実感させられること多き

この頃ではあります

昨日も マンションの給排水設備関係の機器の材質の知識を突然訊かれ

内心ドギマギでした

 

プロでない方でも そうとうな知識を持つ方が増えている印象があり(退職後の

人生時間は これまた相当量があり 年金などで 勉強も充分できる環境をも備えた

団塊世代パワー高齢者さんも ドンドン?増えそうですし) プロであるための心構えを

ギシッと持たないといけないなー と 反省させられました

 

 

 

 

というような日常ですが

 

先日は 私のブログ (2016・11・26日 無茶をするにも程がある) に登場して

してくれていた高専時代からの旧友の訃報が届いてしまいました

折りしも 私の誕生日に逝ってしまったと・・

そいつが担当したクラス会で 2年前の秋の日 青函の海を眺めながらの

二人だけの会話が

ゆっくり話せた最後になってしまいました     昨年10月の北海道での

クラス会で再会できたばかりだというのに・・・

あいつのためにも 日々大事に と 強く思うのでした

 

 

さて と お仕事に戻ります

悲しんでばかりいないで・・・・ 進行しなけりゃいけない

 

                       

 

 


たった一回で成就

2018-02-07 | ◆ 国家試験受験サポート 〔 全 般 〕

 

 

( 本日は 極々 シングルサイズで )

 

 

先日の某研修で ある国家試験の問題作成者でもある高名な大学教授氏が

自分が問題作成者の一員で 試験委員である○○国家試験だけれど 今 
受験生の立場であるとして 己には合格の確証を ほぼ持つことができない 

などと・・・ 

モチロン ジョークで言っていたのでしょうが あながち100パーセント

のそれではなく 謙遜からのことであったとしても もしかすると 35パーセントは
本心かも・・・? などと

思ってみたりした

 

同業の方の中にも 『 アッサリととれた資格なので 訊かれたら 受験を

すすめるようにしていますヨ 』 それこそ アッサリと言い切る方が居たりして

 

“ 自身が受けたときとは隔世の感がある 今の 国家資格試験の出題内容

  この方は あのような難問を眺めたことがあるのかな ? 

 そのもの言いはチョットバカリ お気楽過ぎ 無責任とも言えそうですよ ?? ”

 と つい 思ってしまったことも 幾度か・・

 

『 初めての受験で 一発で 合格できるなんて

  しかも ゼロの知識から 働きながらでも ○ヶ月で


  ・・・・そういうことなら 自分も 

 取っておこうかな・・・ 』

 

私の周囲でも 仕事柄 付き合い柄 各種国家試験の話題が出ることがときどきあり

毎年 合格率など 気にはなります

今回の行政書士の合格率は やや高め ? でしたね 

私の感覚では 記述式など ズバリ 受験生としては絶対に覚えなければならない条文
そのもの みたいだった?ので

そういったところの結果だったかな などと 勝手に思っていますが

 

試験によって 一定ランクの成績なら 人数にかかわらず 合格

あるいは ほぼ例年通りの点数獲得でも 通過できる人数制限?みたいな
ものがあるもの

さまざまな 国家資格試験制度がある とも言えます

 

試験に関する 諸々の思いはありますが

前記の 青字の部分の言葉は 特に 気になります

他の場でも見聞きしているかもしれませんが

その 一発合格者さんは 実は 数年を費やした準備で 満を持して

もしかすると?受験塾さんの広告塔となるべく 完璧な援護と協力の下

周到に企画された 結果かもしれません ??

いかにも それらしいな というようなことがアルヤモシレズ?

と 感じずにはいられないようなことがあったりしたものですから・・・

ということで つい 記してしまいましたが 

どうにも理解しがたい
キャッチフレーズがあったりするもので・・・

 

4年間受験を控えて 5年目の 初回受験での合格

かたや

4年間 毎年受験の 5年目の 5回目受験での合格

どちらも 努力の賜物ではありましょうが・・・

内実は イロイロ でありましょう

 

年間数十万円もする 受験塾を 数年 というか エッというような期間継続

している受験生などいると 本人も 親御さんも なかなか話題にしにくい

ことだけに 周囲の 率直なアドバイスも必要かもしれないなー

などと 余計なおせっかいをしてしまいそうになります が・・・なかなか

実は 親しい間においては余計に 言い出せない ことでもありますネ

 

 

受験者さん 一応 自分を見つめながら 周囲をみつめながら その資格の

内容・制度と自己の立場と 巷の需要と供給を できる限り検討のうえ

受験生活に入る ということも とても 大事なことと 思われます

まさしく 人生 さほど長くはナイ という現実もあります

 

実のところ 受験 ということに関して 意見ができるような経歴は持ち合わせて

いないという人生でしたが・・・まあ・・・思いを述べる程度なら 許していただける

かも ということで・・・

 

やるからには ガンバッテ 悔いのないように とまでは言わずとも

悔いが少しでも小さくなるように 

ガンバレー

 

余計なお世話で スミマセン

どうみても 踊らされている?ような雰囲気の受験生さんを見ると

ツイツイ 

ということで 言ってしまっています

 

 

一言で言えば

 

受験生活というもの
自己決定による 自己責任の世界

 

ということ

 

その あたりまえとも言えることを

なかなか キチンと 見ることができない というか 

シッカリ見るべきということ に そもそも 気付くことができないのが

一番の問題点 なのではないかな・・と

 

 

 

本日はショートで なんて言ってて またまた それなりの分量に

なってしまっていて・・・ まったく 

言行不一致 も いいところですネ

 

さて マンションの諸々の診断関係などを控えていて 

お仕事続行です

                    

 

    

   

          

 

    

               

              

      

 

                    

       

          

    

               

 


報酬というもの

2018-02-05 | ■ 業 務 エ ッ セ イ

 

 

報酬というものについて 徒然と ある意味?勝手なことを
シャベッテみたいと

一言で言うと 自己の労力に見合うものを自己責任の計らいで
依頼者さんからいただく

ということに尽きる 

とは言えるにしても・・・

 

今までの経験上 いまだに 教訓となっていることを基に 二 三

述べてみると・・・

 

あるフランチャイズ契約に関する解約に関し内容証明を

ということで 保健衛生関係業者である依頼者の相手は 

フランチャイズ業者の顧問弁護士さん

争いになるかどうかは定かでなかったが 依頼者と一応のお話をして

自分の考えも相談事項という範囲で述べ 内容証明として送ってみた

まずは 反論してくるだろう と そうなると争訟の色を帯びることだろう

から 弁護士法との関連で 充分に判断して その後の係わり合いは

キリッと運転方向を充分に見定めなければ と 回答を待っていたが・・・

依頼者には それなりの反応を示した雰囲気があったが その後

プッツリ 

どうやら 向こう側は 手を引いたと理解された

 

500万円超えの解約違約金を迫られた案件だったが 

そのときの

報酬は 

1万円での内容証明作業料

 

今思うと 相談内容からして そうとうな調べものをして 熟考して

さらに論点をミッチリ挙げて 潰しながら・・どうか徒な争いまでには

ならないように

という作業だったので 報酬アップを提案してもよさそう?だとは

思ったりしたが 一旦口に出し 提示したものは ということで 

報酬見直し提案は 止めた

 

 

例えば 1万円からですとスタート額だけの表示では お客さんは

ためらうだろうから とにもかくにも 最高額を提示し 仮にそれを

超える濃密な作業だとしても それも 自己責任

ということで そうとうな幅があるとしても 最低スタートと最高ゴール額

は ハッキリと示そうと その後 その方針をとっている

 

それと この件 その後の二三の件で 後だし報酬アップを提案しよう

としたり

してしまったことがあったが どうにも それこそ後味が悪すぎた

(某件では 相手の資力と それからも入ってくる収入からして これくらいの

追加でも 相手には極く微量のかすり傷程度にもならないことだろう

からなどと・・・あまり いいことではないだろうが 率直に言うと 相手の

懐次第で 多少の匙加減は つい つい してしまっていることなど

経験したり・・

反対に

どう考えても これ以上じゃ依頼者さんの暮らしぶりからして チョット

もらい難い なんて いう ある意味 余計なおせっかい 野暮?かもしれない

判定を 気まぐれに

してしまう 性分みたいなものが 私にはあったありする(自分なんかより

余裕充分の生活の方に オマケシテシマッテいたり)・・

そんなことだから いつまでも お金には縁がないのかも・・)

 

いずれにしても 後出し提案というのは ある意味 白紙委任状的な

人質をもらっているような具合で お客さんに迷惑もいいところの不安と

裏切りを示すようなことでもあるだろうから いっそ というより 最初から 

幅と最高額を提示しておくべき と 

 

そのように 相当な幅であっても というより そのような場合こそ 充分な

説明とともに 具体的数字で提案するようにしている

 

ある業務範囲などでは 100万円どころじゃない幅がある額を スタート時から

提案しておくことにしている(業務の性質上 致し方ないこともある)

どのような流れで 支流がつみかさなってもいいように 最後の本流を

見込んでの金額を示している 

そのようにしておいてさえも “ もうすこし 上位の報酬額にしておけば ”と

いう後悔があったりすることさえあるのだから

まったくのところ なかなか 苦心のいるものだ 

とにかく 提示した額以上のものは 後出し請求しなくていいようにと 

注意している

 

 

およそ3000万円の回収を依頼された弁護士が 3000万円の報酬を請求し

裁判になったことを記憶しているが 諸々の事情があったのだろうが 

なんとも悩ましいところ多き 報酬というものの扱い ではある

 

というわけで  自己責任原則に係わる余計なお世話のツブヤキの
一席噺のお粗末

で 失礼をば

 

 

それにしても いつの間にか 如月

 

ボヤボヤ ノソノソ と 事務所内を仕事の按配を考えながら歩き回ったり

位置的にどうみても茨城空港発着の およそ25度くらいの角度でのコースの

飛行機を 事務所の窓から雲の流れと一緒に眺めさせてもらったりしている 

この頃です

 

さーて サボってないで お仕事 お仕事