障害者の方とは
身体障害・知的障害・精神障害(発達障害を含む)その他の
心身の機能の障害があるため 長期にわたり 職業生活に
相当の制限を受け 又は職業生活を営むことが著しく困難な人たち
です
一時 「障害」という記述ではなく 「障がい」 という表記を用いる
こととしよう というような動きがあったと思うのですが 今 国で用いている
表記は 「 障 害 」 とされているようです
このあたりも ? という思いもしますが・・・
さて 障害者雇用促進法 という法律があり 事業主などは常時雇用する
労働者数に一定の障害者雇用率を乗じた数以上の障害者を雇わなければ
ならないことになっています
一般事業主であると常時45.5人以上の労働者を雇用すると この率を
達成しなければならないことになっていて
国や地方公共団体も それ以上の率で達成する義務を負っています
最近の 障害者雇用に関しての国や都道府県の デタラメさの報道内容には
とても 強い ショックを 受けました
先頭になって施策を進めているものだとばかり思っていた者が
なんと 3000人を越すどころではない虚偽の被雇用者を繕っていたとは・・・
ここで すぐさま 疑問に思ったのは 「一般事業主であれば 事業規模の問題から
とか 企業力 特に経営状態のことからして 資金的・経営的に 無理があるとか
体制を整えるのに限度がある」とか いろいろ事情を想定できそうでしたが
率直に言って税金を一定の裁量の下でとはいえ放出できそうな公的機関において
なぜに このような みっともない というか 残念すぎる操作をなさざるを得なかったのか
そこらあたりのことが なんとも 私には 見えなくて・・・
つまるところ 障害者雇用という仕組みの現場の諸々の困難さみたいなものの象徴
を見せてしまったような・・・
いろいろ 言いたいことは 尽きませんが とにかく 推進していかなければならない
制度であることは確かだと考えられるので
とにかく 一歩一歩 遂行してほしい というか 遂行しなければならないです
労働の現場に なんとかして登場していきたいものだと切望している障害者の方たち
は どんな思いで このニュースを聞いているだろうと とても切なくなります
自分たちのことをいろいろと応援してくれる制度だと信じ 頼りにしていたものに
裏切られることの 痛み
自分には その痛みの深さを 理解し切れません
とにかく ショックすぎることでした
まさか・・・ ということをしてしまっていた
しかも 推進者自体が
大勢で
あちらこちらで
ぶざますぎることをしてしまって・・・
どのような理由があったのか 魑魅魍魎の世界ですが 明らかにしていく必要は
モチロンあり 今後のあり方を キッチリとすべき
お手本になるべき側の 理解不能の不始末
近頃 次から次と 巷に現れ続け 悲しい限りです
『どうせ 口先ばかり
皆 心の中では ホドホドニ テキトウニ
ぐらいに思っているのさ』
そんな言葉が 子どもたちの心からも 噴出していきそうで
虚無感さえ 覚えます
でも
顔を上げて 歩き続けなければいけませんネ