おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

追記

2010-07-28 | ■ 業 務 エ ッ セ イ

誤解があるといけないので記させていただきます

前回の記事は 商業登記に関した内容を含んでいますが
あくまで 自己の知識の研鑽のための一環のものです

司法書士さんとの業際問題があり
業務として私が商業登記を担当できるものではないことは
当然のことであります




考えるエネルギー

2010-07-28 | ■ 業 務 エ ッ セ イ


こう暑くては それでなくとも減退思考力が マスマス
細くなる

結論を出さざるを得ないこともあり ボヤーンとはしてられない

以下は 本日午前中の室温33度の事務室(原則
エアコンは使わない)での
珍問(私にとっては)処理中の
私の脳細胞
の実況中継

[株式会社の取締役が破産宣告を受ける(会社そのものではなく)と
退任事由に該当しそう
根拠は 民法653条2号<委任の終了事由>
でも これは任意規定との理解に立つ?考えも?
でも 会社法330条で

株式会社と役員及び会計監査人との関係は、委任に関する
規程に従う。


とある
それでは とにかく退任事由ではある?らしい
そこで 登記懈怠にならいように登記義務を尽くさねば・・・

会社法331条の欠格者ではないので 復権を得なくとも取締役に選任できそう
でも 一旦は 退任登記の必要あり? ン?]


なんだか 無駄?というか
形式的にも 実質的にも  なんか変・・・かな

嘱託登記ではないのだから 法務局としては申請があるまで
なんら関知できないだろうし・・・
ということは・・・・

(これ以上は ある意味 記せません
理由は 察知ください)


というようなことで 
暑い暑いの連発で 事務所内をウロウロ ノタノタしながら
呻吟しているのでした




裏庭には 今年一番のコスモス
朝方には この夏一番のミンミン蝉

ツクツクホウシ も ヒグラシの鳴き声も大好き


楽しみです

 

                                               

 


ありがとう ございます

2010-07-23 | ■ サマザマな おはなし
35年ほど前
一時 郵政に籍を置き 貯金課から集配課に異動した折
郵便配達を担当していました(4・5年間)
ある事情で 私的な時間を少しでも確保したく 無理やり?
慣例を破っての?異動でした
気持ちのどこかで
室内勤務より 外での体を動かす勤務に憧れて?いたのかもしれません

北海道の冬季の外務勤務は想像以上のつらさがあり
後悔をしたことが無かったと言えばウソになります
が 
人生における貴重な体験をしたことは間違いありません

一度ならず 九死に一生のような凍結路面での配達バイクの
転倒もあったり・・・(以前にも記しましたが 対面からの車が
あの時あったら 間違いなく 今 この世にはいられなかったでしょう)
吹雪模様での配達中の自転車のハンドルをにぎる手指の凍えの麻痺感覚は 今も忘れられません

というわけで 本州に来た当初は 
なんと 内地の配達さんは楽なことか
なんぞと思ったりしましたが
すぐに その考えは おおかた撤回されました

寒さもタイヘン
ですが
連日の猛暑の中の配達も タイヘン

赤い自転車・バイクを見るたび 
あの頃のことが頭をよぎり
“ありがとう ごくろうさま” の気持ちになります
しぼり尽くせないほどの 汗
北海道での夏でさえそうでした いわんや 酷暑地方では
であります

ありがとう 
ありがとう



それにしても 暑ーい
一気に 猛暑の襲来 


負けてはいられませんけど
本番前の夏?なのに もはやバルブ全開の熱風

先日 ヨーロッパから知人の来日がありましたが
あちらの今年の暑さも そうとうなもののようです

皆さま くれぐれも 体調管理にご注意を 
!

只今 事務所内温度
34度くらい
でも エアコンはあまり好きでないので 
扇風機にがんばってもらっています




どうにも不思議

2010-07-21 | ■ サマザマな おはなし

数カ月前?から せっかくできた茨城県内の民間用飛行場が
就航路線がゼロになり 運航休止?という事態になっていました

ところが 新聞報道によると 一転 運航再開の見込み確実
それどころか 路線の増設も ほぼ確実 との見通し
とか

神戸便の他
愛知便
加えて 北海道便も

個人的には とてもうれしいのですが
どうにも 感覚的に解からないことが・・・・


ある意味 多方面に影響を及ぼす 今回のようなケースで
なぜ 運航休止というような重大な件についての事前協議的な
場が なかったのか(あったとしても機能しなかったのか)

航空会社
茨城県
運輸省
航空自衛隊(防衛省)
その他関連自治体
などなど

ある日 突然?休止という決定が一方的に出され
かと思うと ある意味数段も進歩したような案が
数カ月も経たぬうちに 提示される

おおざっぱ過ぎるというか
繊細さにかけすぎるというか
対話ということ自体に疎すぎるというか
いい加減すぎるというか・・・

どうにも 理解し難い

くどいようですが 
結果的に これほどの展望のあったとも言える問題だったのなら
なぜ手はずを整えた準備段階がとれなかったのか

運航休止などという 最悪のシーンなんぞ
日本全体からも眺められることなく済んだのに・・・・



行政における 経営世界における 気だるさ

まことに不可解なシーンが ときにあります

結果的に 一歩間違えば 巨大な無駄を生んでしまうような
その曖昧さが どうにも 理解できません
紙一重ということが 許される場面と許されない場面があり
丁か半か という世界ではないはずなのですから

どうにかなるんじゃないの という感覚を削っていってほしいもの
です


なぜか そこそこの地で どうにも理解できない
県民性 とでも呼べそうな感覚が存在するような?
いい部分も あると思うのですが 
日本国内においてさえ 物事の運びようが
ケッコウ 違います

いわんや 世界各国間においては
どうにも手ごわ過ぎる やり方 が それぞれ ドッカと
存在しているような・・・

人それぞれの手法 
なんとも 摩訶不思議な存在でもあります

  



これも複雑

2010-07-17 | ■ 業 務 エ ッ セ イ


ものごとを考えるとき まず 原則・総論的な部分に
こだわってしまう癖?があります

そんなもので 進度が とても 間延びしてしまうのです


マンション関係の仕事の学習もせねばならず ときおり 復習に
せまられます
そこで 本日 あらためて オヤッと思ったこと


建物の区分所有に関する法律(簡単にマンション法ともいう)
があり
47条6項に
管理組合法人は、その事務に関し、区分所有者を代理する。
同7項で
管理組合法人の代理権に加えた制限は、善意の第三者に
対抗することができない。

との定め が あります。

それに加え
49条3項に
理事は、管理組合法人を代表する。
49条の2で
理事の代理権に加えた制限は、善意の第三者に対抗することができない。

との定め も あります。代表という言葉と代理という言葉が
近接関連部分に揃って登場(私の理解では とても珍しい
そうでもないのかな?)


それに比べると
会社法は とてもシンプル?
349条で
代表取締役は、 株式会社を代表する。
その権限に加えた制限は、善意の第三者に対抗することが
できない。

上記の 下線付きで表記した部分に相当するものはありません
(と 思うのですが?)



区分所有法のほうの法律の組み立ては ある意味丁寧すぎ独特な構成になっています(二重構え 二段構えの ある意味ここまでは不必要なのでは?かえって混乱するのでは?
と思えるような体裁)

結局 会社法のシンプルさの理由は 赤の表記の部分そのもの
つまり 代理されるものがなんなのか自体が問題点である
(わかりやすく言うと 会社は株主のものなのか
あるいは 法人たるヒトである会社そのものの 所有物なのか)
ことによるのか?
などと いろいろ考えてしまいました
<ほんとうのところは もっと深い学術的な理由なのでしょうが そこまで調べてはいません>

ということで 本日の話題は 硬い話でスミマセン
まったく 関係者の方以外には ツマラナイ記事でした

こんな具合で つまづいて ころんで 道草をくってしまうのです



さて 梅雨も明けたようですし 明日あたりから スケジュール
をこなさなきゃ

でも 高校野球県予選も観たいなー

昨日は 行政書士会支部の研修会で 帰宅は23時近く
学習終了後 懇親会を設け 新人の方 先輩の方と
いろいろお話をすることができました
とても 楽しかったし 勉強になりました


上記の法文は 少しでも分かりやすいように 
要点だけの表記
をしている部分があります





 

 

 


複雑

2010-07-13 | ◆行 政 書 士〔全 般〕

ときおり 住宅に関する相談があります
いわゆる欠陥住宅問題
裁判上の解決より 行政が関わるような審査・処理もあるので
その前段階 準備段階に私も関与することがあります

相談のポイント というか説明のポイント というか
そこに
いつも困難さを覚えます



問題点を羅列すると

請負なのか売買なのか 混合契約なのか

特に 瑕疵担保責任の強化の説明で 2000年4月1日以降に締結された新築住宅の契約(売買・請負)に適用のことあたりの説明を要するか

住宅性能表示制度は任意利用であり強制されてはいないこと
を理解されているか

総じて 品確法以前か以降か
(鉄骨造か木造かによっての責任期間の差異・補修請求が売買の形態でも可能か否かなど)

請負では民法上は土地の工作物についての契約解除を制限しているが では 取り壊し建替え費用相当額の損害賠償というかたちなら認められるのか
実質上契約解除を認めることではないのか

直接の当事者以外(たとえば 売買契約での住宅取得で
当該物の建築だけを売主に請け負った者には 買主はどんな責任追及ができるのか
つまり 契約の当事者ではないので債務不履行責任ではなく
不法行為責任追及なら可か
さらに 建築主事や指定確認検査機関には
さらに 行政には

紛争解決には裁判所の調停を利用する等の他に
行政に設置された建設工事紛争審査会や
弁護士会担当の住宅紛争処理機関などの
裁判外紛争処理制度があること

などなどをアドバイスさせていただくのですが
とても 緊張 緊張 します

なにしろ人生上最大の買い物?に関することですから
確認さらに確認しながら 慎重に慎重に
おびえながら?の説明に
毎回なってしまいます

完璧状態での知識なら堂々としていられるのでしょうが
残念ながら
とてもその心境には程遠い状態です
一歩でも 達人の心境に近づけたらなー
と いつも思うのですが
細かい知識は いつも数カ月でアッサリとバイバイ サヨナラ
してしまい
最初の一歩あたりからの再学習になってしまうのです

でも 続けます(プロ?なら 当然のことですけれど)










連絡

2010-07-12 | ■ サマザマな おはなし

急用で東北へ出向いていたのですが
本日 戻りました

選挙のこともワールドカップ決勝も詳細情報を採り得ないほどの
離れ島?のような地域
唯一の連絡手段は 携帯電話
それも ある特定の通信会社のみ交信可能
行ってみて はじめてその事実に気付かされ
おおいに反省

まだまだ そのような地域もあるのですね
いわゆる一般電話が無いのです



さて ある懸案も一段落し 少々休養を とも思うのですが
そんなことを言っていると すぐに秋風が立ち おおつごもりも
迫り
なあーんてことを思ってしまうので 休養なしで突っ走ることに
決定

これから真夏を迎えるのに 秋風の心配などして 
やはり 年齢からくる 焦り?なのかな?
いや たんなる貧乏性?


そうとう気ままに生きてきたほうだと思うのですが そんなことを
ときには考えてしまいます

我が人生においての 為すべきことの優先順位を再確認するようなこと
そんなふうな とりとめもないようなことに ときには時間をとられすぎている
今日この頃であります




実感が無い

2010-07-07 | ■ サマザマな おはなし

景況感は好転している?ということらしいのですが
ホントウなの
というのが実感

新聞にも
大学卒者の7人に1人が やむなく卒業延期して
次年度も新卒者に成るべく?
待機しているとのこと

本来なら卒業に何ら支障が無いのに 卒業しない

言わずと知れた 就職戦線を少しでもわずかでも有利に?
するため らしい

卒業後一年組と 新卒者 とでは段違いの扱いのよう

詳細は省きますが 概要はそのようなこと

せっかくの高学歴も むしろ仇になるようなこともあるらしく・・・・
複雑な やるせない心境でしょうね
まさしく 今の若人は ツラスギル

年金生活プラス充分蓄え組の老年者は はしゃぎすぎては
まずいのでは 
とまで 思ってしまいます

いますよね 世の現状をわかっていない
あるいは 理解する必要などの負担など まっぴら御免
という姿勢の年配者
(おれたちだって 精一杯がまんしてきたんだ
はしゃぎすぎのどこが悪い)
と居直る気持ちもわからないではありませんが
窓口で横柄な要求を若人のアルバイトさんに ぶつけているのをみると なんとも切ない気持になりました
豪邸に住んで あまるほどの蓄えがあるのに プラス
驚くような
年金額

難しいことでしょうが 同じ 時代を生きる者同士
人を思う気持ちをわすれないようにしたいものだと
改めて自己に問うていました

もっとも私は 巷の 一人の つつましすぎる境遇の?初老人



それにしても 今日はどうしたことでしょう
電話はバンバン
メールも それなりに
来客も連なり
まさしくうれしい悲鳴?(お金には それほど縁はないのですが)

調べ物も 悲鳴をあげたくなるほど までではないのですが
それなりに増え
少しは読書と考えていた本日の予定は
見事に 大変更とはなりました




日記もの

2010-07-03 | ▽ タワイモナイようなお話も あるけれど

突然 フッと
【にあんちゃん】
を読みたくなり 少しの間楽しみました

十歳の少女の日記
昭和28年頃からのことが記されたもの

昭和59年発行の文庫ものを持っています


手元にある 日記もの
日記風の随筆ものもありますが
純粋な?日記もの

暗黒日記  清沢 洌さん
遊覧日記  武田百合子さん
富士日記  武田百合子さん
ローマ字日記  石川啄木
山頭火 日記  種田山頭火
漱石日記     夏目漱石
など

その時代を想像しながら読ませてもらい
なんとも言えない リアリズムに打たれます
真実あるいは虚像 そのどちらでもカマワナイヤ
とでもいうような リアリズム

とにかく この世に生きていた方々の思いの塊ですから
興味深いのは 当然でしょうか

でも 来週後半までは 読むのはオアズケ
するべきことをせねばなりません

にあんちゃん

戦後のおおいなる転換期の 九州の炭坑の村で暮らした少女の思いが
なんともいえない抒情で綴られます

大好き

わたしも 福島県の 炭坑のある村で育ちました