おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

タイヘンな時代

2008-11-29 | ■ サマザマな おはなし


友達が そろそろロングスティを考えているんだ
と  最近 言っていた矢先

インドでのテロ

躊躇するのも当然
アジアでのロングスティは 特に
少々決断が鈍りますでしょう

宗教問題 と 一応報道されていますが
根本は 生活問題
つまり 貧困問題が根っこにあるのでしょうね
生きるに 生きられる状態ではないので
死を覚悟でも決起するのでしょうか

子のため 親のため 愛する人のため・・・・?

幸せになるための手段とも考えられる宗教が
最悪の途への誘いにもなりかねない

宗教を揶揄するつもりはもうとうありませんが
どこか大きく道を踏み間違えていますよね

道を導かねばならぬ立場の人間に
もっともっと 広い視野でこの世の理を確かめてもらいたい
なまいきですが そんな感想が 今日は私の乏しい
思考に まとわりついていました

どうしても どうしても あのムンバイでの現実は
存在せねばならないことだったのでしょうか
この世の歴史に
必然でならねばならぬことだったのでしょうか

とても 虚しく 
あまりにも 淋しく 
あまりにも はかなく
哀しすぎるできごとです

絶対的一神教を標榜する宗教は
ヤハリ 反対です
自分の宗教を判ってもらいたいのなら
相手の宗教を判ろうとする余地だって 
ホンのすこしだけでもいいから残しておいて欲しい

それがエチケット
宗教にだって マナーが必要

だって 内心にとどまっていること以上の段階では
当然 他者にも影響する場面だって起こりえるんだから

難しい理論なんてなんにもない

宗教 
特別扱いされる?もんじゃないと思うんです



その人の拠りどころ
でも 他の人の 拠りどころ とは 限らないんだから

こんなに簡単なことが
どうして いりくんで こんがらかってしまうんだろう

宗教というもの

手厚く 手厚く 扱わねばならぬもの

必要以上に
こわばってまで応対すべきものでもない
というのが 私の感想なのですが


微妙な問題なのですが
思い切って 記してみました

あなたは どのように考えますか

宗教家というだけで 特別扱いを要求するような
態度をとられる方も
ときどきいませんか

宗教的行為なんだから
寛大に と それとなく主張しすぎる方 いませんか

すこしだけ へんだな と 思ってしまうこと
タマニ あります

               




 

               

              

      

 

                    

       

          

    

               

 


東京の初冬

2008-11-27 | ■ サマザマな おはなし

東京での2日間の出張を終え
少し前に事務所に戻りました

さっそく仕事を 
と思いましたが まずしたこと
おもむろに お気に入りのCDを流しまして
ホッと ためいき

私のミスで 補助者さんへのスケジュール報告を
あいまいにしていたため
(今日はカンヅメ状態
明日は会議などありで)
千葉の先生からの依頼案件に
あわや失礼をしてしまいそうな具合でしたが
なんとかなる案件でホッとしました

いつもは予定表ボードに正しく?書き込んでいるのですが・・・・・
28日分が曖昧に記載されていました


さて 東京はそれほど寒気を感じなく
今日は7時半過ぎチェックアウト行動開始の会議でしたが
ホテル近くの道すがらの公園
プチ散歩に最適でした

来週そうそう
また東京
これは仕事のような そうでないような
そんな行事のための再訪です
予定表確認しながら
12月に突入 です

皆さんの12月は どんなスケジュールですか
忘年会 今年は何回かな


                 




研修

2008-11-25 | ■ サマザマな おはなし

日と明後日
行政書士会連合会中央研修所関係の
実務講座に参加してきます

ミッチリのスケジュールですが
体力勝負で頑張ってきます

今月は 研修・会議などが中心
依頼業務よりもこちらのほうが使用時間が大

こういう月も たまには 歓迎
お蔭で 集中勉強も多少できました

それにしても さすが 初冬?(晩秋との境がハッキリとは
わかりません)
事務所も寒い

エコには最大限注意して ということもありますが

エネルギーの無駄遣いはしない努力を

事務所で一人のときは 風邪をひかない程度に
暖房無しで過ごすようにしています
そのかわり 熱いコーヒーのお世話になって

最近は 着込んでいるので

達磨さんのような風貌

わにしには似合っているかも

お互い風邪には特に
注意しましょう

わたしは 寝込むと まず 一週間
ということになるので
レッドカードをもらわないよう

厳重注意です

                  

  

 

                                               


今年もあと何日?

2008-11-23 | ■ サマザマな おはなし

考えると もうすぐ 新年を迎える時期なのですね
40日も残っていない

そんなに押し迫った感じを実感できない
それが
12月師走 となると 一気に
残りわずかの日々が気になり 今年中になんとかせねば
ならぬことが押し寄せ
なんとも 落ち着かぬような雰囲気でいっぱいになる

そういったことの連続が我が事務所の暮れを迎えるパターン

お客さまの都合ってもんがありますし
せっついてもいいってもんでもありませんし

“ あの件は どうします 来年ってことでヨゴザンスカ ”
てな具合に確認せねばならぬ受任案件も
チラホラ

切り出すタイミングってもんが難しいこともあります
費用の問題 スケジュールのこと 
許認可の有効期間のようなものありのもの
経済状況とのからみ等 いろいろ いろいろ

やみくもに手続き開始とはいかないものあり

やきもきせずに
かといって
あまりノンビリしすぎぬよう 

その地 その地で けっこう物事の流れというものの
スピード感の
差異がありますね

『ものごとは 口に出してから 一月は寝かせてから
おもむろに始めるもんです それが相場です
ノンビリ ユックリ片付けましょう』


なんていう土地柄の御郷もありますから

さて もう一杯コーヒーを飲んでから・・・


                 


   



2008-11-22 | ■ サマザマな おはなし

鴎外の身の清め方は
入浴ではなく 身を拭うこと
だったそう

子供さんたちの回想録にも 鴎外のシャボンの香りのことが
載っています

シャボンをつけたタオルで身を拭き取るのが
鴎外やり方だったとか

その理由として
『入浴ということは 他の者の汚れをいわば自分の身に
付けてしまうようなもの 湯を共用するなんぞ 
不清潔そのもの』

つまり 湯に入るなんぞ 他人の垢を
わざわざ付けてしまうようなものだ

といった理論

でも この理由付けから
大きな疑問が生まれ 長年の不思議でした(私にとっては)



上の『』のなかの理由をつけるということは
裏返せば とても 清潔感にこだわるということ
だと思うのです
なのに 湯船でスッキリするこもなく(一人での入浴なら
『』のなかの危惧はないはず)
ドイツ留学の経験のある鴎外なら 
湯に浸ることを避けるのなら
せめてバスタブの類の
利用などがあってしかるべきなのに
(わが子に オットー やルイ やアンヌといった名を堂々と
つける鴎外にとって 西洋かぶれなんぞという批判なんぞを
気にしてバスタブ利用を遠慮するようなことをする
とは思えない)




謎でした 
どうして 鴎外は ホンワカ湯船に浸る極楽を避けたの
だろう?


以前戦争映画で こういうシーンがありました
きな臭い 油煙でむせびかえる戦場で 
高級将校が部下にお湯をたてさせ
一兵卒にすると出征して何年も経験してない
狂喜のシャワー を 歓喜の表情で浴びている
それを目にした敵が 最高の憎しみを持った目で
その将校に銃弾をたたきこむ

最高の贅沢・悦楽?
心も 思いも 乾ききった 地獄の底の戦場での
身を蕩かす 甘露の シャワー


鴎外は軍人の面も持ち合わせざるを得ませんでした
軍医官でした
戦場にも出向きます


そういう折は とても長い期間 ユックリ湯に浸かる悦楽
なんぞにめぐり合えることは 
皆無かも



 
愛する家族と過ごせる内地での日常とは
桁外れのギャップの大きさの戦地での日々

そのことから 自分の感覚を守るため
戦争という狂気から身も心も距離を保つため
あえて 内地にいるときから享楽をできるだけ
避けていたのでは

ギャップを最大限 小さなものにするため

というのが 私の まったくの愚想像なのです

どういう心情だったのですか 鴎外さん

故郷 津和野での少年時代は
母のいれてくれた?湯船でノンビリ ユッタリ
甘露に浸ったんでしょう

なのに なぜ なのですか
シャボンで拭うだけの バスタイムもどきらしきもので
我慢?するなんて

私には不思議で仕方ないのです

大の風呂好きなので
不思議で不可解でしかたないのです


                   
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あくまでも予選

2008-11-21 | ■ サマザマな おはなし

本番にでるための予選なのですが
苦労します

日本時間20日早朝のカタールでの試合
最後まで観戦 応援しました

いい試合でした
勝ったから 言うわけではなく 最近のJAPANチームの
試合では プレイに一番の緊張感を感じました

勝因は 
ほとんど同格のチームだけど
わずかにJAPANの気力とスピードが勝っていた
というところか

攻撃スタイルも 体格も 身長もそれほど差がなく
しかし そのわずかな気力の差?の結果か(独断的
素人判断)

勝利がうれしかったのはモチロンですが
それと同じくらい うれしかったこと

それは 選手個人個人は ケッコウ
観客の不満や 希望や 
自分たちの連携の欠点や チーム共通意識の持ち方の
大事さや 相手チームとの比較とか その他もろもろを
真摯に考えているんだな と 思えたこと

プロなんだから 当然といえば当然なのだけれど
どうもそのあたりがうやむやで
その辺の理由で 観戦していても不満がたまっていた
のですが
すこしだけ 納得しました

相当の疲労の中の試合直後のインタビューに
冷静な分析を的確にしている選手を見て
ホッとした気分になりました
彼らも必死なんだと(全員がそうでないとしても)


正直言うと 生活のための財獲得行為そのもの
というように見えるプレーが多い選手もチラホラ
日本の選手に限らず

でも 彼らは彼らなりに 自分の人生観を纏いながら
グラウンドで必死なんですね

わかってはいても 散漫な防御なんぞを見せられると
ついつい 不満が



それともうひとつ

解説者も 固定せず 多面性のある才能
いろんな価値基準からの専門性を打ち出すべき
と 思うのですが(生意気を承知での発言)

マンネリは最低
人材はまだまだ豊富
なはず

どうしてあの方は 
解説に登場しないのかなー
(いろいろ 事情というものがあるのでしょうが)

ありきたりな 感情論が幅をきかす解説は
ウンザリ

だいたいは 音声無しでの観戦です
技術論があまりにも薄すぎ(と 私には思えます)


専門性の高い技術論を 
興味深く 簡潔に 訊きたいなー

視聴者も必死で見てる方が多い
詳しいし
熱心

なにしろ
勝利を祝っての冷酒飲んで2時間ばかり布団に入り
暗い中 お仕事に
というファンですから


                           
 



OK か  NO か

2008-11-20 | マンション〔トラブル〕

マンションのリフォームに関することです
クイズだとおもって
ちょっとだけ 
気楽に考えてみてください(お時間がありましたなら)





マンションの住人さんが 自分の思い通り
自由に行っていいのは どれでしょう

【A】 キッチンの換気扇・排気ファンを取り換える

【B】 外の騒音をやわらげたいので 二重ガラス窓にする
    ため 窓サッシの変更工事をする

【C】 いろいろと不安な事件が多いので 玄関扉に
    もうひとつシリンダー錠を増やす

【D】 火事の虞をすこしでも減らすことにするために
    キッチンをオール電化に変える




法律関係の基準が マンションにおいては細かいところが
多く 
 ノーマルな基準での答えは
【A】だけ O・K
残りは 簡単に言うと 共同で使うことによる制限があります

一例をあげると 【D】の場合
全体の電気容量のことを考えると 一軒だけの判断基準
ではスミマセン 
調査計算して 工事が共用部分に及ぶことも
つまり 全体に関わっていきます





エッと 思うことが多いですね
一見 カンタンソウですが
調べると とても奥が深い


これからは 建て替えとか 大修繕の問題が
増えるでしょうね

昭和40年代・50年代のおつかれさんマンションが
タクサン タクサンありますから

住人さんも いろいろと
方針を決めることになるでしょう

要は 生き方の問題
かな?

ずっと 都会で

そろそろ 念願の田舎で

子達と離れても 可とする
というか 
いろいろ覚悟する

故郷に帰る

都会で もうひとふんばりしてみる

東南アジアあたりにロングスティし 住居は国内でも
借家にする

・・・・・・・

いろいろ いろいろ

その人の 生き様により
さまざま
               
 



鳶と飛行機と星座と青空

2008-11-19 | ■ サマザマな おはなし

10年ほど前?
大子の袋田へ向かう山道の紅葉の
それは見事な 忘れられない色彩

今年こそは それに近い景色をということで
本日 行ってまいりました

残念
しょうしょう 時期が遅すぎた
近年はそもそも紅葉が弱く
しかも 去年は時期想定が早すぎたので
今年は中旬のおしまい頃と考えたのですが

現地の方にたずねて 確かめる方法が一番
とは 解っているのですが
なかなか 現実には難しく

でも 半年振りぐらいに大子の温泉に浸ることができて
シアワセでした
(最近は そうは日帰り温泉も行けません)

露天風呂から ふと 空を仰いだら
鳶とジャンボがなかよく飛行中
鳶を両脇に従えて 三列になって青空にうかんでました
高度はまるで異なっているのに ひとつの平面に
完璧な三列編隊
数秒の間でしたが 素敵なシーンでした

星座も同じ
オリオン座なんかも 地上からの距離はめいめい
そうとう差がある星たちなのに 
なかよく一枚の平面に並んでるよう

というわけで 仕事の合間のひさしぶりの
行楽でした

来年こそは 夢のような紅葉の世界に巡りあえますよう
それを楽しみに お仕事します

それと今晩というか 早朝からサッカーを観なくては

ワールドカップ予選 
なにが起こるかわからない世界
だからこそ 興味津々

頑張って 応援します


          






















お世話になります

2008-11-17 | ■ 業 務 エ ッ セ イ

ほぼ毎日 お世話になっているもの
しかも 約35年間ほど(ところどころ短期中断もありますが)

六法全書

毎年 毎年 買い替え
少々無駄かな? と感じることもありますが
(大改定法規があるときは仕方ありませんが
それほどの変化がないことも多い)

それでも やはり かならずと言ってもいい割合で
買い替えてますね

他の 関連業務書だと えい ヤア という感じで2・3年は
細かいことにこだわらず?そのまま利用
ということも多いです(基本的部分は税法などもそんな
には改定の連続というわけではない 率とか 適用ランクとか 大事な変更部分は新聞解説などで確認し 本の買え替えまでのことは毎年はしない・・・わたしはです)

六法は ヤハリ最新のものでないと 落ち着かない

よく考えると 20年間一度も開かない部分も
多いのですが・・・・・



判例付きの出現のときの感動は 
いまだに覚えています

昭和30年代には 判例付きも出てました
しかし それは基本法の それもわずかな一部(憲法など)

昭和40年代の半ば
本格的な判例付き六法が現れ 
学習に実務に おおいに助かりました
(私の本格的実務は
平成に入ってからですが)

なかなか高価なものですし 最低2種類は揃えますので
毎年毎年の更新も考えものとは思うのですが
こればかりは仕方ありません
最高級のもの?を揃えます

というわけで 平成20年版さんとは先日お別れ
ほとんど新品に見えるんですが・・・ 
母屋は平成21年版さんに明け渡しました

いま 主に マンション関係の細かいことを整理して頭に
つめこむべく六法さんのお世話になってますが
どうにもこうにも手強くて
わたしの頭の中は 大混乱です

4000ページもあろうかと思われ
そこは 3ミリ角にも満たない文字で埋め尽くされ・・・

スゴイ印刷・製本の技です

感動します

大事に利用させていただいております

それにしても 日暮れの早いこと
ブログを書いていたら

もう真っ暗闇



                     









削る

2008-11-15 | ■ サマザマな おはなし


鴎外という方は 文章の添削のとき

簡潔に しかも 的確に
削って 削って これでもかという感じになるまで
努力しなさい
と 指導したとか


なるほど その意味は 独特な文体から
わかるような気がします

唐突ですが
映画でも 同じような手法の方がおられますね
名監督は 無駄がありません
要らぬ説明を最大限省く


ゴッドファーザーⅡでの好きな場面

コルレオーネ少年のアップ 
凶弾に あっけなく命を奪われた母を偲び
故郷をうつろに思うかのような瞳

やさしき力のお蔭で どうにか追っ手を逃れ
一人ぼっちで 粗末な移民船で アメリカにやっと着く
やせ細った 少年と呼ぶには すこしためらいが要る幼顔
そこに 大都会が遠望され 自由の女神像のおおらしさ
希望と野望の国 大アメリカ合衆国
そのおおらしさは やや 明るすぎ
対照的な 少年の繊細すぎるあどけなさ そして
不安げな痛ましい表情
容赦ない上陸検疫シーン
移民を迎える国家と
移民せざるを得ない国の庶民 圧倒的な立場の差
少年の 行く末・・・・


時間が流れ 中年とおぼしき年齢を迎えようとしている
同人が 妻と 幼な子との つつましい悲しいほどつつましい
芋ひとつテーブルに載せた 
夕餉のひとときのシーン


そんな状況をも謙虚に感謝する 質素すぎる身づくろいの
若き夫と妻

かろうじて居宅かとおぼしき一間に
降り注がれていた橙色のわずかな灯り


説明の言葉など皆無


しかし その各々 数秒かと思われるシーンの
雄弁さ

音楽でも 美術でも 演劇でも およそ芸術といわれるもの
すべてに共通なのではないでしょうか

シンプルで重厚
簡潔なのに圧倒的に訴える

イイナーというシーンは
いつまでも 色褪せませんね

ほかにも いっぱい
忘れ得ないシーンが
わたしの玉手箱には
あります