絵を観たいと感じるとき
私の場合は 少しの間 非日常の時に触れたい
と
そんなふうな状態のとき
仕事が長引いて頭がボーッとしてるときとか
意識的に気分転換をはかろうとしているときとか
連続の動に飽き静を欲しがっているとき
そうすると 好みの主題も自ずから決まり
やや具象的な風景画 あたりが最適ということに
抽象画だと 妙に頭がいろいろと想像しまくり心も休まらず
完璧な具象画だと 現実味がどうしてもつきまとい
しかも 人物が描かれていたりすると余計
非日常から距離がなくなる感じで
結局 やや具象的な風景画あたりに落ち着きます(モチロン例外もあり
他の画題のもののなかにも大好きなものがあります)
ところが 意外なきっかけから 人物が主題ともとれるある絵が
近頃の楽しみになっています
作品名:THIS IS
作者名:板谷諭使さん
製作年:1993年
油彩だそうで 北海道ジャズ物語(つげ書房新社)という
本の表紙に載ってました
いろいろと権利上のことから 言葉だけの記事になってますが
JAZZ喫茶で時を過ごす 店のマスター?ら5人の男性と謎の女性1人(たぶん店の従業員の方かも)を描いた 素敵な雰囲気の絵です
JAZZが好きな私だから 納得するのかもしれません(いつもの私なら
これほど人物が登場する絵は好みではないはずなので)
勝手なもので ゴッホの絵に登場する人物は観ていて心が和むのです
あの 独特の青の背景と服のゴッホ本人の苦悩?の自画像さえ
ここでも 最後は 各人の好みがすべてのような
好み
以前にも書きましたが
なんとも不可解な興味の尽きない言葉です
[THIS IS]
仕事場の机の上に飾り 眺めさせていただいています
《今夜はマイルスのリラクシンあたりが流れていそう》
釧路に この絵の題名になっている This is というJAZZ喫茶があり昨年行ったのですが
その晩はライブでした
中学時代 近所に2歳ほど上級の方がいて
自分が使った参考書などを私に届けてくれたことがありました
学校教科に関して 教科書というものの他 目にしたことが無かったので各種の市販の参考書や問題集なるものがあることを知り とても驚いたことでした
我家は普通の貧乏なんかじゃなく
由緒あるれっきとしたそれだったので
食べていくだけの生活だったから
当然といえば当然のことだったのですが
さて昨日のこと
仕事上ライフプランに関したことも知識として持たねばならないこともあり
ファイナンシャルプランの更なる学習に適当なものを探しに
本屋さんにでかけました
かたや 文字色も美しく青と黒で見やすく簡潔な記述の
約260ページの参考書
かたや 文字色がボンヤリした橙と黒で記述がやや多目の
約300ページの参考書
どちらにしようか サンザン迷いました
たびたび式立ち読みの術?で 済ます(昔々 大都会の本屋さんで 少々やってしまったことがありました 本屋さんゴメンナサイ・・小遣いがいつもいつも無くて無くて)
と一瞬考えましたが 今の記憶力じゃ
絶望的な方法
結局 最後にとった手段は
そうです そのとおり
どちらも買わさせていただきました
(さいわい それほどの価格ではなかったのと
昔の立ち読み弁償代として?)
しかし 2冊買いは正解でした
互いに補い合って 私にはちょうどよかったのです
短時間補給用には青字もの
じっくり理解項用にはボンヤリ橙文字のを
使い分けることに成功
それにしても細かいなー むーん これがこうして・・・あれがあーなんだから・・
憶えるのが超たいへんだー
これじゃ さんこうしょ じゃなく
こうさんしょ (駄洒落の模範的失敗例)
事務所の窓から 遠く一点だけ
明るい夕空となったところが見えます
音楽を流したりして気分転換をはかりますが
やはり どこかで ボンヤリと悲しみを抱えています
四川大地震
すさまじいですね
つくづく 無力感を覚えます
人類の力では まだ どうしょうもないことが
他にもたくさんありすぎて
悲しいときは 無理にも 明るい音楽をと思いますが
こんなときは より悲しい曲が心に合います
しばらくは 悲しみの曲で心をごまかすしかないかと
あるいは沈黙の内にも とにかく歩いて 歩いて・・・・
とくに校舎の中の子どもたちを想うと胸がとても痛みます
とにかく 悲しい
今はそれだけしか 言えません
せめて
時間の流れがすこしづつ すこしづつ
あの子達の思いの絵を
天に とどけて
きれいなかわいらしい色でかざって
教室に貼り付けてくれますように
・・・・言葉にならない 悲しさです
ただ ぼんやり 想うだけ
今日は やや 専門的な硬い話です
多方面から学ぶことの利点 ということに関して
農業生産法人という言葉 聞いたことありますでしょうか
簡単に言うと
農地の権利を取得して農業経営を行えるのは
どのような法人でもというわけにはいかず
この 農業生産法人だけということに関して
(原則論です 法には まず必ずといっていいほど 例外があります)
書きます
では 具体的に農業生産法人になれるのは というと
〔A〕 農事組合法人
〔B〕 株式会社
〔C〕 持分会社
が挙げられます
ところで
〔B〕の株式会社にも要件があり
非公開会社 (全部の株式についてその譲渡を制限している株式会社)でなければなりません《簡単にいうと部外者を入れないためです》
そして これに関連してですが
特例有限会社も登場します(新たには有限会社は設立できません)
〔C〕の持分会社も
合名会社・合資会社・合同会社の3種類があるのですが
主に 合同会社が農業生産法人に適しています
会社法の学習だけでは理解が難しかった点を
農業経営の面から どのような組織でどのような経営責任者要件なら
と考えることで 法人組織の特徴を前より理解できたのでした
細かい理論は避けますが
[会社法]という基本書より
[農業法]に関した基本書のほうが
会社・法人の基本組織区分が以前より理解できた
という 硬すぎて つまらない話題になってしまいました
が
物事は いつもとちがった方向からみると 予想以上に
いいこともある という話
たぶん 現実の具体的な考察を
いつもと 違う面からも
違う方向からも 要求されたからでしょうね
農業生産法人の役員は
農事組合法人ならば[理事]
株式会社ならば[取締役]
持分会社ならば[業務執行社員]です
非公開会社では機関である取締役会を設置するかどうかは
会社の自由で
ここで取締役の権限に違いがでます
設置しないのなら
各自が会社を代表しますし業務執行権もあります
会社の独任制の機関です
(2人以上いるときは過半数で執行の意思決定をしますし
特定の者だけを代表者としても可ですが)
取締役会を設置するなら
人数は3人以上で 各取締役は会の構成員であるだけで
会社の機関ではありません
業務執行に関する意思決定は取締役会がしますし
会で代表取締役を選ばなければなりません
こういったことから おのずと責任体制も見えてきます
これからは 会社のことは会社法の道
組織のことは組織法の道
訴訟のことは訴訟法の道
ではなく すこしずれた道も歩くようにしようと
今頃になって気づきました
でもなにごとも遅すぎることは無いといいますから
よりよい方法を目指して
とにかく 歩きます
[今日の話題の法律論は 概要です あしからず]
スポーツの世界でも どちらかというと
シンプルな種目が好みです
観戦だけですが
ラグビー
サッカー
バスケット
プロ野球は そうとう前から観なくなりました
作新学院出の
例の大物ピッチャー獲得のための 仁義なき戦いあたりから
資力にものをいわせたり形振りかまわずのロマン無き争奪戦
しかも その大物投手の割り切りのよさ丸見えの投球術
肩を壊してまでのファンサービスなんぞ
まっぴらごめん
という あからさまな?態度
(私には そんな風に見えてました)
とくに あの頃から
夢が少ない世界に見えてしまって
嘘でもいいから『ファンのうれし涙のためなら少々肩を痛めても投げきります』
それがプロ野球人の一応の外形でなければ(虚像でもしかたない)
と思うのですが
(それに見合う財を得ているのですから その財はファンが夢をみるために捧げたものなのですから)
古いですが稲尾とか村山とか怪童尾崎(短かすぎる期間でしたが)とか長島とか王さんとか
[尾崎は159キロ近くの直球勝負 肩をこわすなんぞプロなら恐れていられるか という感じで 潔かったなー]
こういった面々を観てしまっているので 今のものは どうにも
サラリーマン選手チームすぎていて
高校野球さえ それに近いセミプロ化で・・・・
ぼやいていても始まりませんが 難しいことも多いのでしょうが
スポーツ界は 夢の世界であってほしいなー
ビジネス ビジネス ビジネス とにかく甘いこといってないで
ビジネス最優先
なんて 大々的にいわれると
けっこうさみしい
この世界もやはり資力がすべてか なんて思いながら観ててもね
観るのは ラグビーが一番好き
高校生のが 特に好き
とにかく汗かきまくって・・・
そのうちラグビーの世界も 大金がうごめくようになってしまうのかな
(もう そんな具合なのかな)
こういうブログを書いていると つくづく感じます
自分て 古い世代なんだなー って
ビートルズのCDをひさしぶりにききながら
そういえば 歌詞を確かめたことってなかったことを
ふと思い
40年経って曲の意味が理解できたのもありました
不思議といえば不思議
気になってはいたのですが
知りたくないという心もあったのです
どういうことかというと
若かりし頃 とても とても とても好きな曲がありました
こんなに素敵なメロディーなんだもの歌詞だって
サイコーなはず
と 英和辞典とにらめっこで 訳したら(苦労して苦労して)
素敵じゃなかった というより 曲風とはかけ離れた
ダサい ? 内容だったのです
(訳が間違ってたのかも)
アーア 知らないほうがよかった
あの素敵なメロディーだけで十分だったなー
と
とてもガッカリしたことがあって
それからというもの 同じ曲を聴いてるのに感動がまるで違うような感じ
でも 今日40年経て知った歌詞は
とても素敵なものでした
よかったー
最近なぜか
ビートルズ
ローリングストーンズ
ビーチボーイズ
という わたしにとっての御三家をよく流してます
ポップスだって 好きなものは 永遠に好き
たぶん 95歳になっても縁側で聴いていそう
(生きていそうもないかもだけど)
さて ビーチボーイズの I Get Around
もう一度かけようかな
今日は日曜日
北国に住んでいた頃は 子ども達もまだ低学年の頃で
日曜日というと
毎週のように 近くに住んでいた私の母を誘い 登別近辺の日帰り温泉に通ってました
子どもたちのお目当ては 温泉の温もりよりも
帰りに寄る馴染みの店の
ラーメンと 焼き鳥の 香りのよい温もり(たぶん)
室蘭地方の焼き鳥は 鶏肉ではなく豚肉を使うのがほとんど
いまでも変わりません
北国の友や親類から ときどき届きます
とても とても 楽しみ
さて 以前に書きましたが定期的に休みをとり
年中無休は避ける
と方針をたてましたが
今朝
懸案の依頼の件でなかなか連絡がとれずにほとほと困っていた相手に
期待など100パーセント無しで 電話してみたら
なんと 電話に出てくれました
繋がってはいても 出てくれなかったのでした
(諸事情で出れなかたのでしょうが)
ホットした 日曜日の朝になりました
こういったこともあるので
なかなか 年中無休を止められません
電話に出てくれて ほんとうにアリガトウ
伝えたいことを とにかく伝えられた
話したいことを とにかく話せた
[文字で伝えるのと音のある言葉で伝えるのとでは 大いに違います
なんといっても 音には音のニュアンスもボリュームもあります
ニュアンス これが大事]
伝えられた
そのことだけでも とても とても 心が ヤンワリします
今日は 明日に備え もう休むことにしよう
と
一応 心に決めました
外は ボンヤリとした晴れです
残念ながら 世の中 自分の意見がスンナリと通ることは
稀で
たいていの事は マアマア仕方ないか で済ませることも
多く
ただし これが自分個人のことではなく 依頼者から預かった
案件であれば そうはいきません
不利な処理を 黙ったまま見過ごすことは
契約違反ですから
(法律用語で言うところの 善良な管理者の注意義務をもって依頼案件処理をせねばならぬということに反してしまいます)
今日もある役所の窓口で この 見解の相違という
厄介なものにぶちあたってしまいました
このようなとき 私のとるべき方法は
スタートラインに戻ること
つまり その法律の第1条か第2条
[目的] です
その法律は なにを目指して 作られたものなのか
これを 柱にし あの手この手で なんとか判ってもらうまで
話し合う
ところが ここのところをどうにも理解できそうも無い方が相手だと
つらいものがあります
字 だけで判断し 意 を理解しようとしない方
これが なんといっても最も困る相手
自分も その最も困る相手のようにならないよう
さらに さらに 法の真意を理解できる者でいられるよう
勉めたいと考えています
それにしても あの方 なんとか解ってくれそうかなー
心配 心配
でも 万一のときは ンー そう あの手でいくのも・・・・?
今日は まだまだ休めません
天気がよくない日が続きますね
みなさん 体調はいかがですか
昨日は 横浜で研修があり
茨城県行政書士会成年後見ワーキンググループのメンバーとして
いろいろ 勉強してきました
成年後見制度
聞きなれない言葉でしょうが おおよそ以下のような制度です
法定後見・・・・判断能力が不十分である人のために
家庭裁判所に申し立てし
適任者を後見人に選んでもらいます
任意後見・・・・判断能力があるうちに後見人を自分で定め
判断能力が不十分になったら補ってもらうよう
任意後見契約というものを公正証書の形で
作っておきます
行政書士は 成年後見全般に関する相談を受けたり
実際に 家庭裁判所から法定後見人に選ばれる
こともあるので 組織を整えたり
知識の吸収に努めなければなりません
茨城会としてもそれなりの行動をしているところ
なのです
NPO法人 神奈川成年後見サポートセンターという
行政書士会を母体として設立した組織を訪ねてきたのですが
さすがというか 組織運営等 とても参考になりました
感謝 感謝です
誤解を恐れずに表現すると
報酬獲得が目的だけでは勤まらない業務分野ですね きっと
ある意味 熱意が無くては 一般国民にも 裁判所にも その他の社会福祉機構にも 認知されにくいと感じました
そういう仕事ですよね
認知症の方
それに近づきつつある方
とても高齢な方
生活に非常な困難を抱える障害者の方
などなどの
毎日の生活に関することですからね
後見人ができる業務(後見を受ける方のための)は
生活や療養看護に関する事務
・ いろいろな介護 福祉サービスの利用契約
・ 医療施設の入退院契約
財産の管理に関する事務
・ 不動産の管理
・ 現金・預金通帳などの管理
ですが
法定後見では 家庭裁判所が
任意後見では 契約で 内容を決めます
将来の 入院のことや 年金の受け取りや 医療費の支払いのための
財産の処理などに不安を感じる方は 任意後見をあらかじめ結んでおいたり
遠くの地で一人暮らしのお父さんがどうも認知症では
などというとき お父さんの判断能力を判定してもらい
場合によっては家庭裁判所に法定後見の申し立てをします
選ばれた後見人がお父さんをサポートすることになるのです
これからの世 ますます 後見制度 利用されるでしょう
何しろ ご存知のように 高齢化 核家族化(一人暮らし)の
スピード
不気味なくらいですから
わたしも さらに さらに 学習します
今日は とても 重い 報告になりました
青空 もう少し長い時間 登場してほしいな
昨日のブログの第二部
講習が終わり 有楽町線で有楽町まで出て
わたしは東京駅近辺の本屋さんを目指し歩き始めた
丸善か 八重洲ブックセンターか
まあ とにかく散歩をかねて少し歩こうという感じ
日曜日も 月曜日も 座ってばかりだったので
昨日だけの同行の方々はJRで?
わたしは 最近は高速バスが主流
我家に近く 乗り降りが便利なので
東京駅行き 新宿行きも 私には都合よい
(途中 浅草 上野駅にもほとんどの便が止まります)
帰りの便も便利
で 東京駅方面にと歩き始めたけど
ホットコーヒーが飲みたくなり
とある喫茶店に
ここはラッキーでした
サイホンで ワンカップ分 淹れてくれました
めずらしいですね いまどき
しかも うちはグァテマラがメインなんです とのこと
豆にもメインを持ってる喫茶店 いいなあ
おいしかった
しかも ウィントンケリーのピアノ
次に流れたピアノトリオは 誰の演奏かわからなかった
ケリーのは 我家にレコードがあるので判ったのです
お店を出るときレジで伺ったら いつもJAZZとはかぎらない
とのこと
さて 再び歩き始めてから 今のお店 名は?
うっかりして記憶にとどめてこなかった
たしか VENICICA??
これはという喫茶店がつぎつぎ店を閉じてさみしいです
また来させていただきます
なんて感じで歩いていると
向かいから京浜東北大宮行き
大宮か 都会になってしまったんだろうなー あの頃は・・・
なんてボンヤリと埼玉のあちこちを思い出していたら
ン? なんか なんか 変だぞ
自分は有楽町から東京駅方面を・・・
そうしている自分が大宮行きを正面に見てて・・・・
大宮って東京より上 つまり 北だ
なんて 恥ずかしことを真剣に神妙に考え
そうだ 磁石を見てみよう
(たまにしか行かない地には携帯用超小型磁石を腕時計に付けてます 大都会ジャングルでサンザン苦しめられたことがあったので)
・・・・自分が目指している方向は東京 有楽町の北
磁石の示している先は南
普通なら ここで当然気づきます
が
自分の曖昧な記憶を最優先
思い込みの激しさで 科学的根拠もなんのその
どんどんとにかく歩くこの不可解さ
日曜日の行動で確かに疲れきっていたのかな(自覚症状はなかったのですが)
やはりというか とうとうというか
新橋まで歩いてました
往年の青年は南へ南へと ひたすら 目指していたのでした
JRで東京まで戻りました
またひとつ 華の東京で勉強をしました
[いいかげん 自分の記憶より 科学を信じなさい]
と 東京の風に言われました
こんどからは 南と北を間違えないようにします