囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

少年Hの時代に逆戻り!

2013-11-20 20:50:17 | 憲法9条、大好き!
自民、公明与党は、特別秘密保護法の成立をがむしゃらに進めています。
「みんなの党」との修正協議もすませ、さらに「維新の会」も取り入れて、与野党?の協力のもと衆議院を通過させようとしています。

でも、「特別秘密保護法」が目指すのは、「映画少年H」の時代そのものです。
少年Hが写生した神戸港の船の絵が治安維持法、軍事機密の漏えいにあたるとされた時代です。
そんなことが映画の中だけの話かと思われるかもしれません。しかし、それが現在でも行われているのです。

私が購読している 今週のしんぶん「赤旗」日曜版」の投書です。



敦賀原発を見に行き、写真を撮ろうとしたら、ガードマンから静止された と言います。写真撮影を禁じられ、「公道からの写真撮影を禁じるのはおかしい」と法的根拠を示せ と抗議したといいます。ガードマンは、説明できず、車のナンバーをメモするなどして、無言の威圧をかけたそうです。

もし、「特別秘密保護法」が通ったら、この写真撮影も立派な犯罪になります。テロ対策を口実に原発の撮影は犯罪になりかねません。「何が秘密か?それも秘密」なのですから、いきなり犯罪者になってしまいます。

「見たり、聞いたり、噂をしたり」したことが、犯罪になることなど考えられませんが、それが現実になるのが今度の「特定秘密保護法」の本質です。
こんな稀代の悪法は何としても廃案にしなければならないと思います。
コメント
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