囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

6本アイゼンの思い出

2013-11-28 10:29:21 | ハイキング
連れ合いが、所属する新日本婦人の会の班のバザーで売っていたと言って「6本アイゼン」を買ってきました。会員のKさんが「もう、山登りもできないから・・・」と新品を提供し、それを100円で買ってきたものです。

私も6本アイゼンを持っております。比べてみたら、同じメーカーの物でした。



左が連れ合いが買ってきたアイゼン、右が私が使っているアイゼンです。

使っていたと言っても、これを私は一度しか履いていません。懐かしくなり、山行記録を調べてみました。
その一回は、2002年5月25日~26日に新潟県の火打山に行ったときでした。
花の山として有名ですが、5月下旬でも登山道には雪がたくさん残っていました。
1300mの笹が峰駐車場の登山口から入りました。新緑とツツジの花などを見ながら登りましたが、七曲を超えるころから雪が多くなり、富士見平では雪原でした。
高谷池ヒユッテに泊り、翌朝朝早く、頂上を目指しました。

ヒユッテ前から見た、朝日を浴びる頂上です。



雪が溶ければ、池が現れ、花が咲き乱れる場所です。雪原のため、アイゼンをつけ、頂上に向かって真っすぐ登りました。ライチョウを見たりしながら、6時40分に2462mの頂上に立ちました。
頂上は、強風でふっとばされて雪はありませんでした。
この日は、無風・快晴で360度の眺望を堪能しました。



その時の記念写真です。
みな、若かったです。遠くに見えるのが北アルプスの山々です。

翻って、考え込みました。

1 アイゼンは、「もう使わないから」と老前処分した Kさん。
2 「まだ、使うかもしれない」と大事に持っている私
3 「これからアイゼンを使いたい」と買い込んだ70歳を過ぎた私の連れ合い

一体、誰が正解なのでしょうか?

連れ合いがアイゼンを買い込んだので、白馬大雪渓を登ってみたいとも思いますが、今の私の体力ではとても無理のようです。
コメント (4)
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