囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

「あさこはうす」に手紙を出そう!

2014-04-30 20:25:35 | さよなら!原発
私は、「さよなら原発」などと叫びながら、実は何も知らないことを恥じました。
今日の東京新聞の記事です。



下北半島の突端の大間町に原発が建設されていることは知っていました。観光で、下北半島に行き、フェリーで函館にもわたりました。大間は、青森までは車で3時間、函館まではフエリーで1時間半で、大間の人たちは函館と不可分な生活をしていることも知っていました。

大間原発に危機感を覚えた函館市が、大間原発差し止めの裁判を起こしたことも新聞で読みました。
でも、全く知らないこともありました。

一つは、予定通りだったら、大間原発は今年中には稼働するはずだったことです。福島原発事故で、それが延びたと言うことです。

二つ目は、大間原発に反対している町民がいかに少ないかです。
記事によれば、5900人の町民がいる大間で、「大間原発に反対する会」の会員が現在3人しかいないことです。町を挙げて原発を誘致したのだから「反対」の声は上げずらいのはわかりますが、それにしても、3人しかいないと言うことには驚きました。

三つ目は、そんな中で、原発建設予定地の中に、土地を売ることを拒む親の意思を守るべく住みついている人がいたことです。

「あさこはす」と言われる家だそうです。原発建設予定地の中ですので、周りはフェンスで囲まれ、警備員から常時監視されていると言います。

「あさこはうす」住人の小笠原厚子さんは「手紙を送ってほしい」と呼びかけています。郵便物が来れば、配達の人がやってきて、人が暮らしていると言う証にあるから・・・と言っているそうです。
 
「あさこはうす」では、ツイッターで大間の様子を発信していることも知りました。その様子は、
https://twitter.com/asakohouse にアクセスすると知ることができます。

私も、使い残った年賀はがきで激励して行こうと思います。ツイッターもフオローして現地の様子を知ろうと思います。「さよなら原発」は、言葉だけでなく「ひとりひとりが出来ることをやる」ことから始まると思います。そんなことを改めて知った新聞記事でした。

あさこはうす の住所は
〒039-4602 青森県下北郡大間町字小奥戸396 あさこはうす
だそうです。記事の趣旨に賛同の方は、使い残しの年賀はがきでもよいですから、激励の言葉を送ってください。
コメント
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