囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

Hさんのお葬式

2014-07-29 10:32:08 | 日記
友人のHさんのお葬式に参列しました。
Hさんは、64歳でがんのために亡くなりました。長寿社会と言われる今の時代にしては、あまりに早いお別れとなってしまいました。

今年の春、体調不良から病院に行きました。診察の結果、ガンがかなり進行しているとのことで、緊急入院することになりました。
診察の結果、主治医からは「余命 3~6か月」と告知されたそうです。本人も、家族も、私たち友人もびっくりしました。

爾来、Hさんは死と向かいあいながら旅たちの準備を始めました。残念ながら主治医の見立て通りになり、お別れすることになりました。
でも、その旅たちはおどろく程、ち密でした。
自身で葬儀の段取りをすべて考えていたからです。

葬儀は、無宗教で友人たちが執り行いました。
その式次第も、ご本人がすでに作ってありました。



ガン告知以降の病気の進行を記録した「闘病記」と式次第が全員に配られました。
そこには、闘病記録の紹介もありましたが、故人からのあいさつ文も用意されていました。

自分の生い立ち、愛妻への謝辞、こどもたちへのメッセージ が用意されていました。死を向かい合いながら病床でしたためたのでしょう。その冷静さに驚きました。

学友や職場の先輩の弔辞、友人たちのお別れの言葉 と式は2時間以上かかりました。
私は、意味の分からないお経を聞いているよりは、故人の生き様がわかって良かったような気がします。

Hさんの趣味の一つに絵を描くことがありました。特に、花の絵を描くことが好きで、闘病記にも式場にも沢山の花の絵が飾ってありました。



元の職場の仲間たちなど200人以上が最後の別れに来てくれました。

無宗教の、友人葬に参列して、葬儀のあり方についていろいろ考えさせられました。

またひとり我より若き友の逝く梅雨明けの暑い最中に
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