97歳の私の母親がお世話になっている老健施設の敬老祝いに出席しました。
ここでは、敬老週間のように毎日、ボランティア団体が通所者を励ましに来てくれました。昨日は、津軽三味線と民舞のサークルです。
通所者、施設職員と一緒になって炭坑節などを踊っていました。
今日は施設としての敬老祝いの集いでした。
入所者の家族も一緒にランチをいただきました。
入所者も家族も同じランチをいただきました。お祝いと言うこともあり、ショートケーキもつきました。
ランチの後には、施設としての敬老祝いの式典がありました。そして、傘寿、米寿、卒寿、白寿、百一賀の方々に職員一同からの花とお祝い状が送られました。
アトラクションは二胡の演奏でした。
静かな二胡の演奏に母親も聞き入っていました。
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初めて老健施設の集いに参加しましたが、保育園や小学校の父兄会と同じだな~ と感じました。
入所者のどなたにも家族の方が来ていましたが、おひとりだけ家族の方が見えない方がいました。他の方は家族と一緒に食事をしているのに、その方は職員に食べさせてもらっていました。意識がしっかりしていれば、やはり淋しいと感じたでしょう。
家族が来る時間も時間差があります。私たちは早く行きましたが、来るのが遅い家族の方もいました。家族の顔を見ると入所者の方は途端に笑顔になりました。保育園のお迎えと同じだと思いました。
見ていると、認知が進むなどして家族とコミが図れない方の家族は、来るのが遅いのに関わらず、帰るのはとても速かったような気がします。コミが図れないと家族も張り合いがないのでしょう。
老々介護の一場面を垣間見たような今日の敬老祝いでした。