今日の東京新聞に載った小さな記事です。
10月に行われる衆議院新潟5区の補欠選挙に、自民党から元新潟県知事の泉谷裕彦氏が立候補を表明したところ地元の自民党県議などから反対の声が上がっていると言うそうです。その理由のひとつが、泉谷氏が知事時代に東京電力柏崎・刈羽原発の再稼働に慎重な姿勢をとったからだと言われています。
昨日、「知事抹殺の真実」という映画を見たばかりですので、「原発に異議を唱える者はつぶされる」ということが今回も起きているのでは? と訝ってしまいます。
泉谷氏をめぐっては、知事再選に向けて準備していたはずなのに、知事選一か月前に突然立候補を取りやめた経過があります。第3セクターの運営を巡り、新潟日報とトラブルになったことが原因とも言われていますが、今でも真相は明らかになっていません。
でも、今回の泉谷氏の衆議院補選立候補をこころよく思わない原子力村の意向も働いているのでは? と思わずにいられません。知事選からの撤退で泉谷氏を政治的に葬ったと思っていた原子力村が、政治家泉谷 の復活を望まないのかもしれません。
こんなことを考えると、米山現新潟県知事も身辺に気をつけないとドンナ災難が降ってわくかもしれません。何か「原子力村」を中心とした闇の世界が動いているようで恐ろしい気がします。
そんな動きを封じるためにも、「さよなら原発」の動きを国民の間にさらに広げて行かなければ・・・と思いました。