衆議院が解散しました。この解散自体「大儀なき解散」「自分フワースト解散」「森加計隠し解散」などと批判されています。
その解散に輪をかけたのが民進党の解散?劇です。前原代表は「民進党から公認を出さない。希望の党に公認申し込みをしろ」と言う。これでは政党の体をなしていない。
これに異を唱えたのが有田参議員だ。「民進党と希望の党が合流する構想が強まっているという。「いう」と書くのは、いわゆる「ボス交」(ボスの交渉)でことが進んでいるから、全く知ることができないからだ。リベラル派を選別、置き去りにしての合流だとの解説もある。安保法、共謀罪などに賛成した議員との合体は「悪魔」との握手だ。」
その一方で、産経新聞はこうも報じています。
「日本のこころ」の元代表の中山参議院議員。夫の衆議院議員の当選のために希望の党に入党しました。その夫さんの様子を伝えました。
小池百合子東京」都知事が代表を務める国政新党「希望の党」から衆院選に出馬する意向の中山成彬元文部科学相が28日、自身のツイッターに「安倍(晋三)首相の交代は許されない」と投稿した。政権交代を目指す戦いを控え、現政権の存続を求める異例の訴えだ。
衆院選に向け民進党は希望の党に事実上合流するが、これについても中山氏はツイッターで「私達の小池新党合流から始まった今回の騒ぎに前原(誠司)代表は右往左往。言うだけ番長の面目躍如」と民進党のトップを痛烈に揶揄(やゆ)した。
その上で「(民進党の)辻元(清美)氏等と一緒なんて冗談じゃない」とし、希望の党のバラバラ感を早くも露呈させた。
中山氏の妻は日本のこころを離党した中山恭子参院議員で、27日の希望の党設立の記者会見にも参加し、オリジナルメンバーに名を連ねている。
小池新党=希望の党や、民進党のドタバタを見ていると、議席欲しさの茶番劇を見ているような気がします。
劇場型の報道の流されることなく、私たち国民は「何が今求められているのか」を冷静に見守る必要があると思います。