私の住む埼玉県・所沢市では、「小中学校へのエアコン設置の是非」が問題になってきました。
12月議会の最終日の12月27日、20年3月を目途に市内全小中学校にエアコンを設置する補正予算案が全会一致で可決されました。
その様子を伝えた今日の東京新聞です。
エアコン設置については市民の多くが望み、従前から運動が進められてきました。しかし、藤本市長の「子どもにエアコンは不要」の個人的な思考もあり、一時、進み始めたエアコン設置を取りやめてしまいました。
これに納得できない市民が住民投票実施を求めて、2015年2月に「設置の是非を問う」住民投票が行われ、賛成が反対を上回りました。その結果を藤本市長も無視し続けることが出来なくなり、今年2月、方針転換をせざるを得なくなりました。
住民投票を呼びかけた市民団体、それに呼応して運動に取り組んだ日本共産党などを含む市議会各会派の協力の成果です。
翻って、沖縄の米軍・辺野古基地の建設の是非をめぐる県民投票、「辺野古基地建設 NO !」の県民の意思が表明されることを恐れた政権と自民党は、県民投票妨害に躍起になっています。主権者たる沖縄県民の意志をないがしろにする暴挙に抗して県民投票を立派に実現させましょう。