囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

軍をすてたコスタリカ、防衛費膨張の日本

2017-12-26 16:59:06 | 囲碁きちのつぶやき

東京新聞の夕刊に各界の人が自身の生きざまを書いている連載記事があります。今回は、作家の早乙女勝元さんです。自身が体験した東京大空輸のこと、その史実を残す仕事、町工場に働いたことを題材に書いた作品のことなどを書いており、私は興味深く読んでいます。その連載記事に昨日は、軍隊を持たない南米のコスタリカのことが書かれていました。

1999年に「軍隊のない国 南米コスタリカ」に行ったそうです。その時、ノーベル平和賞を受賞したアリアス元大統領と会見した時の様子を書いています。

アリアス元大統領との対話です。

「軍隊なしで不安はないの?」

「ありません」

「え!本当にですか?」

「ないものは出せません。こちらから、どこかの国を攻撃することは絶対にありえないんだから、やられる心配もない」

「日本では、備えあれば憂いなし、と言うけれど」

「そりゃ逆でないですか。備えがあれば相手もムキになり、共に憂いが生じてエスカレートするんですよ」

「つまり、武力が仮想敵国をつくる、と」

「ええ、他国に何の脅威もあたえないバナナとカカオくらいの小国に、殴り込みをかけに来る国はないし、そんなこと国際社会が認めませんからね」

 

そして今日の記事です。

「武器が使われなくても、持つだけで人間が人間でなくなって行くのです。軍事費の増強は最悪の選択です」

と明言しました。

翻って、我が国の現状です。

安倍自公政権は、2018年度の防衛費予算案を5兆1911億円と決めました。6年連続の増額で過去最大だそうです。アメリカの言い値で最新武器を購入するのですからいくら予算があっても足りないのでしょう。その一方で福祉、医療などの予算は削られ、やがて消費税も10%に上げると言っています。

コスタリカのアリアス元大統領のことば、憲法9条を持つ日本で軍事費が過去最高、この現実にどう向き合うか、誰もがもっと関心を持って考えるべきだと思います。

年が明ければ、2018年度予算の国会審議が始まります。審議の成り行きを見守り、戦争につながるような予算の使い方に私は反対してゆきたいです。

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老健施設のクリスマスコンサート・・・

2017-12-25 16:09:08 | 日記

母親が特養でお世話になっている、老健施設でクリスマスコンサートがあると言うので行きました。

施設からクリスマスプレゼントをもらったと見せてくれました。

可愛い冬用の靴下でした。

クリスマス用のお食事が出たとも言っていました。

これがメニューで、小さなケーキも出たそうです。

通所の人達と一緒にクリスマスコンサートを聴きました。

寒いといけないと思い、沢山着込んで行きましたが、暑い位でした。

コンサートのプログラムです。ヴァイオリンとピアノの演奏でした。

御姉妹で毎月1回、ボランティアで演奏に来てくれているそうです。

クリスマスということで、アベマリア、チゴイネルワイゼン、カノンなど素敵な演奏に聞きほれました。

職員も総出で歌ってくれました。

ペンライトを振りながらの熱唱でした。「ふたりは若い」「東京ラプソディー」は通所の皆さんも声を出して歌っていました。

最後に「青い山脈」「ふるさと」を全員で合唱しました。母親も楽しそうに声を出して歌っていました。

思いがけず、母親と一緒に、本格的なヴァイオリンとピアノの演奏を聞かせてもらいました。楽しく、素敵なクリスマスコンサートでした。

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続けたい、「平和の俳句」

2017-12-24 10:53:31 | 囲碁きちのつぶやき

私が毎朝、楽しみにしていた東京新聞の「平和の俳句」が間もなく終わってしまうようです。とても、私には作句の能はありませんが、とても残念です。

今日の東京新聞の朝刊に作家瀬戸内寂聴さんの平和の俳句が載っていました。

瀬戸内さんは現在の日本の状況が「昭和17、18年ごろの、軍靴が暮らすぐそこまで迫った時と似た感覚」とのべ、平和の俳句の高齢者の問う投句は「みなさん、これが最後と思って作ったはず」と述べています。それ程、戦争を知っている世代に方が少なくなってきています。

寂聴さんは、排除の論理を嘆く一方で

反戦の怒涛のうねり梅開く

とも詠んでいます。

反戦の怒涛のうねりで、新しい年にも、梅が開き、桜が満開を迎えられるよう願ってやみません。

東京新聞の「平和の俳句」は終わってしまうようですが、個人的にはネットででも良いので、何らかの形で「平和の俳句」が存続することを期待しています。

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打ち納め・・・

2017-12-23 08:59:22 | ざる碁が趣味

年金者組合の囲碁サークルの今年最後の例会でした。いわば、今年の打ち納で、9人が参加しました。

岡目八目を決め込む人

初心者に二面打ちをする人などいろいろです。

会場入り口にはこんな掲示もしています。

これを見て今回も見学者がひとり顔を出しました。

新しい年の例会開催日です。

親睦第一、勝負は二の次で楽しんだ囲碁会です。私の打ち納の成績は、2勝1敗でした。

新しい年も元気に囲碁を楽しもうと申し合わせて、お開きとしました。

 

 

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暮れのご挨拶・・・

2017-12-22 17:37:48 | 日記

今日は連れ合いの父(私の義父)の命日と言うことで菩提寺にお墓参りに行きました。

連れ合いとの妹も一緒でした。

お墓は本堂の裏側にあり、高台になっています。病をもつ連れ合いにはこの階段がとても辛いようです。妹は階段を上り切ったのに、連れ合いは半分までも登っていません。

姉妹でお墓の掃除をし、花をあげました。義父が亡くなって29年目に入ります。ひ孫の顔を見ることもなく亡くなりました。

同じ墓地にある我が家のお墓などをお参りして、みな元気に歳が越えそうだ と報告しました。

墓参りに後は、義妹も一緒に老健施設にお世話になっている私の母親に会いに行きました。それこそ、年の瀬のご挨拶です。

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