囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

オスプレイ、所沢にも、日本のどこにも来るな!

2018-07-26 21:48:43 | 憲法9条、大好き!

 私の住む所沢市には、米軍所沢通信基地があります。7月2日以来、この米軍所沢通信基地に事故の絶えない米軍のオスプレイが度々飛来しているのが市民に目撃されています。

不安に感じた市民有志が市内で抗議の声を上げ始めました。そんなひとつに私も加わっている「所沢革新懇」があります。

所沢革新懇が、外務省・防衛省と所沢市、所沢市議会に送った抗議声明を紹介します。これからも多くの市民と協力してオスプレイの飛行に抗議してゆきたいと思います。

 

CV-22オスプレイの所沢通信基地への離着陸に抗議し、同機の横田基地配備に反対する声明

 

1 CV-22オスプレイの所沢通信基地への離着陸等

 本年4月、日本政府及び在日米軍は、CV-22オスプレイ5機を今年夏頃に横田基地に配備すると発表した。

 その後、横田基地には正式配備前であるにもかかわらず、CV-22オスプレイが度々飛来し、周辺地域での訓練を繰り返してきた。

 本年7月2日、CV-22オスプレイが米軍所沢通信基地に離着陸した。所沢市に対しても周辺自治体に対しても事前の通告や説明は一切なかった。また、その後も同月11日、17日、18日にも所沢市上空をオスプレイが飛行しているのが目撃された。

 

2 住民の生活を脅かすCV-22オスプレイ

 オスプレイは、プロペラ角度の転換時の不安定さ、墜落を回避するためのオートローテーション機能の弱さなど構造的な欠陥も指摘される、事故率の高い機体である。日本政府が公表した、2017年9月30日時点でのMV-22オスプレイの10万飛行時間当たりの重大(クラスA)事故率は3.27であり、同時期(10月10日時点)の海兵隊機全体の事故率2.72を上回っている。普天間基地に配備されたMV-22オスプレイだけで見ても墜落事故や故障を繰り返している。例えば、2016年12月、空中給油中に名護市安部の浅瀬に墜落事故を起こし、同月には脚部の故障により普天間基地に胴体着陸をした。2017年6月には不具合による緊急着陸が2回にわたって行われ、同年8月には普天間基地所属機がオーストラリア東部の沖合に墜落し、乗組員3名が死亡する事故を発生させている。他にも同月には、大分空港に緊急着陸をし、機体から白煙や炎を上げ10日あまりの間離陸できず、同機と行動を共にしていた別の1機もエンジントラブルを起こし岩国基地に1カ月以上留まっていた。普天間基地に所属している24機のMV-22オスプレイが、わずか8カ月ほどの間にこれだけの事故や故障を起こしているなどというのはまさに異常な事態である。

 横田基地に配備を予定しているCV-22オスプレイは、普天間基地に配備されたMV-22オスプレイと異なり、特殊作戦用の機体であり、低空飛行や夜間飛行を行うための機器が強化されている。したがって、CV-22オスプレイは、MV-22オスプレイよりも過酷な条件での運用や訓練を行うことが想定されており、MV-22オスプレイよりもさらに事故や不具合を起こしやすいと考えられる。実際、本年4月以降、横田基地にCV-22オスプレイが飛来してわずか3カ月であるが、6月4日にはエンジントラブルで奄美空港に緊急着陸し、エンジン交換をせざるを得ず約1カ月にわたり離陸することができなったという深刻な不具合を起こしている。さらに、低空飛行や夜間飛行の機能が強化されているCV-22オスプレイの特性から、夜間飛行訓練や低空飛行訓練が繰り返される可能性も高い。

 かかるCV-22オスプレイの飛行により、地域住民の生活の安全性が損なわれ、墜落の不安や騒音被害に晒される危険が極めて大きい。

 

3 住民の不安を顧みない運用

 本年4月にCV-22オスプレイの横田基地への配備が公表されて以降、同機の安全性や運用状況について周辺自治体に十分な説明がないまま、事実上CV-22オスプレイの離着陸や市街地上空の飛行が行われていることについて、横田基地周辺自治体や埼玉県基地対策協議会から防衛省に対し何度も十分な説明を求める要請が行われてきた。ところが、今回の所沢通信基地への離着陸はこれらの要請をすべて無視して行われたものである。

 MV-22オスプレイについて、離着陸の際や低空飛行訓練時は、学校や病院を含む人口密集地域上空を避けることや、垂直離着陸モードでの飛行を米軍施設内のみで行うとして、機体が不安定になりやすい転換モードでの飛行を限定することが日米で合意されている(2012年9月19日日米合同委員会合意)。しかし、所沢通信基地は人口密集地域の中にあり、基地に隣接して学校や病院も設置されている。さらに、飛行場よりも敷地面積も狭いため、転換モードでの飛行を基地内に限定するなどということもできない。所沢通信基地への離着陸は日米合意に違反する運用であったと言わざるを得ない。

 今回の所沢通信基地への離着陸を受けて、所沢市や埼玉県基地対策協議会は、防衛省に対し安全性や運用について十分な説明や日米合同員会合意の遵守を求める要請を行っていたが、これに対する回答も明らかにされないままCV-22オスプレイの運行が継続され、所沢市上空の飛行も行われている。

 このようなCV-22オスプレイの運用状況は、住民の安全性や不安や騒音被害を全く顧みる事のないものであって断じて容認できない。

 

4 まとめ

 以上より、CV-22オスプレイの所沢通信基地への離着陸は、安全性に欠陥のある同機を住民の安全や不安感等の被害を無視して運用されたものであり、これに強く抗議し、住民の生活を脅かす同機の横田基地配備に反対する。

 

2018年7月19日

平和と革新の日本を目指す所沢懇談会(所沢革新懇)

(連絡先)04-2998-5121 弁護士法人西むさし法律事務所内 

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猛暑の中「ふれあい食事会」へ・・・

2018-07-24 21:47:47 | アコーデイオン

真夏日の殺人的な暑さの中、地元の町内会の集会所で開かれた「ふれあい食事会」にアコーディオンを引っ張って行きました。いつもは、担いで行くのですが、あまりの暑さにキヤリアに積んで行きました。

昼間、独居となる高齢者にボランティア団体が低廉な会費でランチを提供しています。真夏日の暑い日で、会場に着くまでが大変でした。参加者は、14名でした。

ランチの前に私のアコーディオン伴奏で歌ってもらいました。「うみ」「我は海の子」敗戦記念日が近いので「鐘の鳴る丘」「月の砂漠」「浜千鳥」「浜辺の歌」あざみの歌」「牧場の朝」「高原列車は行く」の9曲でした。

歌った後のランチです。

デザートにはスイカがつきました。

「ふれあい食事会」は、毎年、8月はお休みですので、次回は、9月になります。

何故か、ふたり友人からアコーディオンを貰いました。いずれもエクセルシア303ーS です。無料で差し上げますので、使ってもらえる方がいるとありがたいです。

ただし、使うのにはオーバーホールが必要です。

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患者に寄り添う  三陸の旅3

2018-07-24 10:51:43 | 旅行

今回の三陸の旅では、酸素の業者の方の優しい心遣いが印象的でした。

私の連れ合いは呼吸器疾患のため現在は在宅酸素の生活を余儀なくされています。

平素使っている液体酸素です。

右側が液体酸素の親機で、左が携行用の子機です。親機は3週間毎位に業者の方に交換してもらい、日に何回か、子機に移し替えて生活しています。子機の酸素は連れ合いの場合、約8時間位しか持ちません。旅行の時などは、主治医の許可をもらい、酸素の業者の方に手配してもらい、宿泊先に親機を届けておいてもらいます。たとえ一泊でも届けてもらわないと困ります。

そんな訳で、今回も宿泊先に親機を届けてもらいました。

ホテルに届けてもらった液体酸素の親機と使用のための付属品です。

今回の旅で感激したのは、この親機を届けてくれた酸素の業者の方のきずかいです。

親機と共に、小さなパンフが入っていました。

裏面です。

表のパンフの右側です。

そして、手ぬぐいと安全祈願のお守りまで入っていました。

北上市にある酸素の会社から、酸素をホテルに届けるのに,いずれのホテルも2時間半はかかったと思います。

パンフには、旅行上の注意、何かあった場合は情報収集が必要ですから、そんな際の東北のラジオ放送局の周波数など細かく書いてありました。

私は、これも東日本大災害を体験した東北の方々だからこそのの防災対策だと思いました。そして、社として取り組んでいる北良株式会社の「弱者の寄り添う」と言う社是にも敬服しました。多分、患者に寄り添う会社は、従業員の辛さにも寄り添う会社だろうと思います。

こんな酸素の業者の方と出会えたのは、今回の旅行の素晴らしい思い出のひとつでした。

(おわり)

 

 

 

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忘れまい、3・11   三陸への旅 2

2018-07-22 19:56:40 | 旅行

今回の旅行の目的のひとつに東日本大災害の現実と復興に学ぶことがありました。一日目に泊まった田野畑村の羅賀荘のそばには、津波石と共に、明治29年、昭和8年、そして7年前の津波被害の犠牲者の慰霊碑が並べて祀られてありました。

2日目は、宮古市田老町の災害の実態を学びました。町が造った防災学習のパンフの一部です。1時間かけて勉強しました。

被害の実態と防災現状を実際に見て、その後、津波遺構のたろう観光ホテルの5階で津波のビデオを見学しました。

田老町は三つの防潮堤が造られていました。しかし、7年前の津波に耐えられたのは第一防潮堤だけでした。しかし、その防潮堤を乗り越えて津波が町を飲み込みました。残った防潮堤の上でボランティアガイドの方から津波の状況と新たな防災・街造りの状況を説明してもらいました。

その後、津波に耐えて辛うじて残った、たろう観光ホテルの非常階段を登り、5階に行きました。

5階の部屋でホテルのオーナーが撮影した津波の状況の映像を見ました。そのすさまじさに誰もが言葉がありませんでした。

2日目に泊まったホテルの一室には被災前と被災後の町の状況を映した写真が展示していました。

私には、一つの入り江には必ず明治、昭和、平成の三つの慰霊碑があるのが三陸の現実だ と言うことが分かりました。

三陸縦断のバスの車窓からはどこも大規模な防潮堤や町造りの建設工事が行われ、ダンプカーが行きかっていました。海のそばに住みながら防潮堤に囲まれて暮らす住民には海が見えない状況です。

でも、街をコンクリートで固め、人間の力ずくで自然(津波)を封じ込んることが可能なのか、私には疑問も感じられました。それは逆に、陸前高田のかっての千本松原のような自然と折り合いをつけながら暮らそう との人間の知恵が失われて行きそうな気がするからです。

政治の現実を看れば、西日本の豪雨警報の中、宴会を開く自民党、豪雨被害の復旧が求められる時に、災害復旧よりカジノ法案をごり押しする自公政権に怒りさえ覚えました。フクシマの原発事故の終息もつかないのにオリンピックに国民を掻き立てる政権の姿勢を見るにつけ、複雑な心境になりました。

 

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2台のアコーディオン

2018-07-22 18:02:53 | アコーデイオン

友人の方からアコーディオンを貰いました。何故か、最近、立て続けに2台です。

いずれも、「老前整理」なのか? 身辺整理をする年齢になっているようです。

今回、もらったアコーディオンです。

エクセルシア303-S です。長いこと使わずにいたので、使えるようにするにはオーバーホールが必要です。ケースも新しくしなければいけません、

今月上旬にもらった別の品です。

同じくエクセルシア303ーS です。こちらも長いこと使っていなかったので、使うためには全面的な調整が必要です。

調整にどのくらいの費用がかかるかは、私にはわかりません。

もし希望の方がいれば無料で差し上げます。ご自分の負担で使えるようにしてください。

そんな方がおいでになりましたらご連絡いただきたいと思います。コメント欄に連絡方法を書き込んでください。

 

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