1月27日付のしんぶん赤旗日曜版にこんな記事が載っていました。
一面には、安倍首相がトップセールスで進めてきた原発の海外輸出がどこもうまく行っていないという記事です。
地図入りで「成長戦略」の柱であった原発輸出が、どの国でも行きつまり、輸出戦略自体が破綻している現状を解説しています。
同じ日曜版の29面の書評の欄です。
作品のいくつかを書評を兼ねて紹介しています。
自民党の元首相の本を書評の欄で紹介(宣伝?)するのは珍しいことです。
「やればできる 原発ゼロ」。小泉純一郎元首相の書いた本です。
私は元郵便局で働いていましたので、小泉元首相の郵政民営化など、その政策を全く評価していません。しかし、小泉氏は、福島原発事故を受けて「自分の考えが間違っていた」との反省の上に書いたと言います。
「原発ゼロ」を目指す点では、私は、小泉氏の姿勢を評価したいと思うし、できれば本も読んでみたいと思います。
みなさんは、どちらの首相の考えに共鳴しますか?