今日は、出張。
久々に田舎のバスに乗りました。
日経新聞を読んでいると、そこに高校生の集団。
聞き耳を立てていたわけではありませんが、彼彼女らの会話が自然に耳に入ります。
「先月のセンター試験どうだった?」
「私立大学はどこを受ける?」
おそらく高校三年生なのでしょう。
隣に座っていた男子ふたり。
体格を見ているとどちらも体育会系のがっしりした男の子。
一人の男の子は、国立大学と滑り止めの私立大学、さらには、警察学校とやらを受験する様子。
「警察学校は厳しくて、途中逃げ出す子も多いらしいけど、そこを持ちこたえれば、難しい警察官試験を受験して合格するよりは楽・・・」などと話しています。
その時に、その言葉は出てきました。
「人生の中で、ガンバリ時というものがあり、今はその時期。いっしょに全力を出しきり受験を乗り切ろう!」
普通であれば、友人の男の子が、「気難しい話はよそうよ」と会話を切るのが今風ですが、その男の子は言いました・・・。
「そうだよね。」
なかなか出来た男の子。思わず、その言葉をメモしてしまいました。
さらに、
「時間がたてばたつほど、選択肢が少なくなるよね!?」
そのとおり!
これまた、その人生の名言をメモしてしまいました。
今時の若者・・・なかなかやります。
ステレオタイプで見ていれば、想像も出来ない高校生の会話。
ある意味、ニッポンの未来は、まだまだ捨てたものではないと感じた次第です。