日経ビジネス2013.2.25号に「2014年度就職人気企業ランキング」が掲載されています。
氷河期、就職難民・・・といった厳しい状況の中から、今年の大学生はやや抜け出しつつあるようです。
この記事は、広告記事として扱われており、楽天の「みんなの就職活動日記」からの調査とのことです。
この中で驚いたのが、メーカーとしてのトップが14位の旭化成、21位のユニチャーム、23位の花王・・・。
日本の顔としての自動車、家電、電機といったものつくり企業の名前が出てきません。
文系、理系に分ければ、理系のランキングにそれらの企業が入ってくるとは思うのですが、今回のランキングを見る限り、サービス業シフトが明らかになったニッポンの現状が見えてきました。
2014年度就職人気企業ランキング
1位 三菱東京
2位 ANA
3位 電通
4位 伊藤忠
5位 オリエンタルランド
6位 三井住友
7位 資生堂
8位 JTB
9位 みずほ
10位 P&G
今の大学生は、都銀、商社、マスコミ、サービス業といったところが人気のようです。
まわりに流されず、自分の指向強みを十分に考慮、すくなくとも10年後を視野に入れた就職活動をしていただきたいものです。