能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

日本の労働生産性は世界29位!OECD38か国の中で低空飛行しています・・・でも、それはそれで良いと思う昨今です

2024年12月21日 | マネジメント

新聞記事によると、日本の労働生産性はOECD38か国の中で世界29位だそうです。

それでも、コロナの関係で2つランクアップ。

やむを得ず導入した在宅勤務や非対面サービスなどがあったからだと思います。

昨年は、なんと31位だったそうです。

生産関係や製造部門では世界トップクラスですが、サービス部門の労働生産性が世界最下位レベルとのこと。

外国で体験する、ぶっきらぼうで無機質な顧客サービス。

日本の「おもてなし」の精神からすると、「なんだかなあ」と思う場面が多々あります。

労働生産性が高い無機質サービス・・・そして、労働生産性が低い「お客さまサービス」・・・。

どっちが顧客にとって嬉しいサービスなのでしょうか?

「感情労働」とか「お客さまは神さま」「カスハラ」とぃった理不尽な事実はあります。

その是正は必須です。

が、日本人の持つ「おもてなし」精神は、必要だと思います。

最近、飲食店でもスマホやタッチパネルでオーダー、人を接しないでロボットでテーブルまで運ぶ店が増えています。

確かに労働生産性は高いのでしょうが、何だかなあと言う感じです。

ムリ、ムラ、ムダのない合理性の世界を追求すると、人間の立ち位置がなくなってしまいます。

多少、労働生産性が低くでも、人間らしい日常生活を送りたいものです。

人間らしくやりたいなあ・・・人間なんだからなあ。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 広島・金座街・・・本通りに... | トップ | 本と遊ぼう!こどもワールド2... »
最新の画像もっと見る