日経ビジネス誌2020.6.15の特集「コロナ大再編 レナウンの次」。
新型コロナウィルスによる大打撃を受けた世界経済、日本経済・・・。
多くの企業が経営の岐路に立たされています。
アパレル、外食、百貨店、自動車・・・舵取りを間違えると、その存続に赤信号が灯ります。
・コロナ破綻の海外企業・・・ヴァージンオーストラリア、タイ国際航空、レンタカーハーツ、JCペニー、Jクルー・・・。
・IMF世界経済の成長率予測は、マイナス3%。
・PwCの減収影響度 自動車業界はマイナス11兆円。
・全国の百貨店 対前年売上比はマイナス80%。
かって見たこともないような数字が、並んでいます。
PART1 名門レナウンに続くのは もう生き永られないゾンビ企業、退場へ
PART2 異業種や海外勢も職種 食うか、食われるか 生存競争火ぶた
PART3 攻めの欧米 守りの日本 今こそニューノーマルへ再編を
ゾンビ企業が淘汰され、業種業態を超えた再編が起こりそうな予感がします。
大きな痛みは伴うものの、今回のピンチを経営革新、イノベーションにつなげるチャンスにしなければならないと思います。
コロナ禍で見えてきた、本当に必要な仕事、慣例的にやってきた仕事、儀礼的な仕事・・・それらが浮き彫りになってきました。
さらに、コロナは、未来の仕事、将来の「べき論」を先取りして「現在」に顕在化したと言えます。
コロナを契機として、浮かび上がる企業と沈む企業に分化していくことは避けられないと思います。
今週の日経ビジネス・・・地獄の扉が開いたことを沈着冷静に伝えていると思います。
ビジネスパースン必読の特集です。