能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

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キャンドゥにイオンが友好的TOB !100円ショップの戦いはさらに激化!デフレ、インフレ、それともスタグフレーション?

2022年01月21日 | マーケティング

100円ショップ3位のキャンドゥがイオンの傘下に入りました。

SBIの新生銀行に対する敵対的TOBとは逆の「友好的」M&Aです。

キャンドゥは、イオンとの相乗効果を狙って、全国に2000店まで増やすとのこと。

100円ショップの戦いはさらに激化することになります。

業界トップは、ダイソーを運営する非上場の大創産業(広島県)が年商5250億円。

第2位はセリアで年商2000億円。

キャンドゥは年商735億円。

キャンドゥ社の1000億円超えは早いと思います。

イオングループに入れば、GMS200店舗、食品スーパー2,300店舗、ドラッグストア2,300店舗内に出店の余地ができるからです。

ただ、イオンにはダイソーやセリア、ワッツが既に出店していますし、キャンドゥはイオンのライバルであるイトーヨーカ堂にも店を構えているという矛盾も生じるため、全体的に再編が進んでいくことになると思います。

ただ、取り巻く環境が大きく変わりつつあります。

原油、原材料の高騰、コロナの状況、インフレ懸念、円安、チャイナリスク・・・100円ショップ業界がどうサバイバルしていくのか注目されます。

デフレから脱出できるのか、それともスタグフレーションに突入するのか・・・とても気になる世界経済、日本経済です。


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