能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

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負けるな外食・・・大逆風に立ち向かう人たち 日経ビジネス誌の特集・・・交流の場としての魅力はなくならない

2021年05月08日 | 本と雑誌

新型コロナウィルスに翻弄された経済。

中でも外食産業は、壊滅的な状況に追い込まれました。

日経ビジネス2021.5.10号の特集は、「負けるな外食・・・大逆風に立ち向かう人たち」。

コロナに立ち向かう外食産業の人たちが取り上げられています。

PART1 コロナで変わる常識 探る生き残りの一手

PART2 コロナ禍こそ攻勢 異端児の逆張り戦略

PART3 ITは万能にあらず 問われる外食の意味

PART4 それでも外食は死なない 黒須ロイヤルホールディングス社長

 

激動の1年・・・外食産業のサバイバルのための戦略戦術を丁寧に取材しています。

PART1では、大手チェーン店の挑戦を取り上げています。

PRONTO→「キッサカバ」昼は洗練された「喫茶」夜は賑やかな「酒場」

串カツ田中→デリバリー専門の串カツカレー

デニーズ→宅配と持ち帰り特化の店舗(新宿)

ロイヤルホスト→「ゆったり」スペースを店内に演出

唐揚げ進出→すかいらーく、ワタミ、かつや・・・外食の駆け込み寺

 

PART2の「コロナ禍こそ攻勢 異端児の逆張り戦略」では、焼鳥の大吉、イタリアンのイータリー、非接触を進めるスシローのケースが紹介されています。

ローコスト、ラグジュアリー、非接触といった切り口から、店の存続に向けた戦略を展開しています。

また、外食大手のトップのコメントが出ています。

交流の場としての魅力はなくならない」鳥貴族HD社長 チキンバーガー専門店

「従来の居酒屋は死んだ」ワタミ会長 焼肉大手のワタミ

「総合すし会社から総合外食産業へ」フード&ライフカンパニーズ社長 冷凍・チルド

「居酒屋を焼肉に変えるむちゃはしない」エーピーHD社長

「何でもあるけど、知らないを変える」セブン&アイフードシステムズ社長

 

度重なる緊急事態宣言の発出で、外出自粛要請が出され、外食産業のさらなる経営悪化が懸念されます。

現時点での飲食店サバイバルは、デリバリーと中食くらい。

でも、ワクチンや治療薬の普及とともに、経済も回復・・・爆発的な外食需要が戻ってくることは確実だと思います。

そのためには、あと1年、辛抱の経営を進めていくしかありません。

明けない夜はない、やまない雨はない・・・。

アフターコロナを見据えた地道な経営努力・・・にぎやかなお店が戻る日も近いです。

がんばれ!外食

美味しい食事とおいしいお酒・・・みんなでわいわいガヤガヤと語り合える日を楽しみにしています。


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