なかなか素敵な切り口の新聞広告を見つけました。
コピーライティングの基本に忠実な1行です。
アイデアの半分は愛だろ。
広告主は、JAAA・・・一般社団法人日本広告業協会です。
ボティコピーもコピーライターの一所懸命さが伝わってきます。
(もう少しキレがあれば良かったのですが・・・)
アイデアの半分は「アイ」。
人を幸せにするのも「アイ」。
なんて素晴らしい偶然なんだろう。
人と人との距離が見直されるこの時代、
温かいものがたくさん詰まった広告を届けたい。
愛あるアイデアを広告に乗せて。
大学時代にコピーライターになろうと思って半年間コピーライティングの夜間学校に通っていたことがありました。
法学部法律学科法職課程だったのてすが、将来の志望キャリアは広告代理店・・・憧れでした。
神田駿河台にある東京デザイナー学院。
そこに、夜間部のみのコピーライティング科(1年制)がありました。
(今はもうこのコースはないようです)
コピーライターなることを目指して上京したアルバイトの若者、働きながら一攫千金を目指すサラリーマン、ダブルスクールの大学生・・・。
様々なバックグラウンドを持った若者たち・・・目が輝いていました。
講師は、現役のコピーライター。
TBS、朝日広告社や旭通信社(現アサツーDK)のコピーライターが副業として教えていました。
まずは数を出すこと、アイデアを多産すること・・・同一テーマでコピーを50本、100本を書く特訓です。
また、絵解きをするな、字解きをするなといった原理原則から、句読点の意味合いや、切り口の大切さを教えてもらったことを今でも覚えています。
あの時のトレーニング・・・大変でしたが、遊び以上に面白かった記憶があります。
授業が終わると、飲み会・・・。
バックグラウンドが異なるコピーライターの卵との飲み会は、さまざまな刺激をもらいました。
彼彼女たち・・・今どうなっているのかなあ。
小職は、その後、広告代理店に総合職として就職。
テレビやラジオの電波媒体の仕事をすることになります・・・。
花の広告マン・・・その後、日本はバブル経済を謳歌することになります。
コピーライターにはなれませんでしたが、広告業界にドップリとつかることになります。
いつか、その日々のことを綴りたいと思います。