能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

青山1丁目 本田技研工業本社ショールームへ行ってきました ホンダらしさが無くなってきている???

2013年06月10日 | マーケティング

HONDA 大好きな私。

ある調査によると、20歳前後にタバコのブランドと車メーカーの嗜好が決まり、一生涯にわたって続くということらしいのです。わたし自身も大学時代にホンダイズムにハマり、さらに広告代理店に入ってホンダの方々と仕事をする機会に恵まれ、ホンダ党になってしまいました。

今もオレンジ色のSM-X ローダウンに乗っています。

ハンドルもオレンジ、シートもオレンジでベンチシート。14年落ちのポンコツですが、それでも何とか車検を通しつつ乗っています。

先月から、池袋のトヨタのショールーム、ヨコハマの日産のショールームを訪ねましたが、今回は青山一丁目の伝説、本田技研工業本社です。

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ココのビルは、本田宗一郎さんの「人に迷惑をかけるな」という社訓をベースに設計された建物。

地震でもガラスが下に落ちないように設計された引っ込んだ窓。

昼でも多少暗いですが、火災が起こっても上の階への延焼も可能性が少ないそうです。

地下の倉庫には、地震等の災害が起こっても近隣の住民にも配布できる食糧、水が貯蔵されているとのことです。

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また、ショールームは、わざと、「ダサ」く設計されています。確かに地味です。これは、全国から訪れるバイクに乗ったライダーでも気軽に入れる空気を創り出すため・・・とのこと。なかなか粋な演出だと思います。

以前、「Hっぽい」という言葉がありました。

クリエイティブで他社になく、若々しくアグレッシィブ・・・そんな意味です。

本田宗一郎さんの口癖で「他社とどこが違う?」という社員に対する質問攻めがあったそうですが、まさに他社との差異化、ホンダのオリジナリティを問う質問だったと思います。


わたしが以前乗っていたのがCR-X。

シビックベースで880キロの軽量車体に120馬力のエンジン・・・ピニンファリーナの素敵なデザインでパッケージされていました。まさに、「Hっぽい」車でした。

今回、久々に訪れた青山1丁目では、アイボのお出迎え・・・。

人間的に動くAIBOに感動してしまいました。

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次の車は、CR-Z(ハイブリッド)にしようかなと考えた1日でした。

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CR-Z

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CR-Zのコックピット・・・

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少し、「Hっぽい」車 N1です。

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ホンダレディも一生懸命頑張っていました。

 

一歩間違えるとコモディティになるクルマ。

何とか「Hっぽい」車を作ってほしいものです。

今日もBSフジでF1カナダグランプリをやっていました。

報道によるとHONDAの再参戦が出されています。

青山一丁目の伝説の復活に向けて、がんばれ!ホンダ。

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