能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

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広島護国神社に続き広島の鬼門を守護する二葉山の神社仏閣に参拝してきました 饒津神社から仏舎利塔へ

2020年01月03日 | まち歩き
広島市の中心部にある広島城・・・築城400年を迎えました。
広島城を守るため、鬼門に位置する二葉山に鎮座する七福神。
京の街を守護するための鬼門封じ・・・比叡山延暦寺のような位置づけです。
ちなみに、裏鬼門は神の島・宮島の厳島神社が守護しています。



二葉山の神社仏閣に初詣に行って来ました。
まずは、饒津神社(にぎつじんじゃ)からスタート。
木製の鳥居が特徴的です。
京橋川沿いにある芸州鎮護、文武両道の神をお祀りする神社です。
茅の輪くぐりで、厄災を祈念。
 

そして、お隣の明星院。
毛利輝元公由縁のお寺です。
 

そして、そのお隣が鶴羽根神社。
鎌倉時代に建立された由緒ある神社です。
 

そして広島東照宮。
長い石段が、本殿まで続いています。
徳川家康公を祀った神社。
日光東照宮の広島版です。
 
 

そして、金光稲荷神社。
広島東照宮の境内社で、山頂の奥の院まで500段の階段を登っていきます。
途中、商売繁盛、出世成就、諸願成就などの小さなお稲荷さんが祀られています。
朱塗り鳥居120基があり、ミニ伏見稲荷のようです。
 

 
一歩ずつ踏みしめて、山頂の奥の院へ。
広島の街、さらには瀬戸内海、宮島までを見渡すことが出来ます。
139メートルの二葉山からは、広島市内、瀬戸内海が見渡せます。



でも、二葉山トンネル問題が起こり、県議会では紛糾、高速道路公団の理事長が辞任といった状況になっています。
広島駅と広島空港を結ぶ近道ルートを造るために、二葉山に高速5号線のトンネルを掘り、5分間を短縮しようというもの。
当初300億円がかかると言われた事業・・・それを県は200億円で契約。
その後、87億円の追加が必要ということが表面化・・・大問題になっています。
たった5分のために県民は3000円以上の負担が生じます。
やれやれ。
鬼門守護の神さまの山に穴をあける・・・広島の未来が心配です。
財務面でも滅茶苦茶、トンネルを掘るために最新のシールド工法を採用しているのですが、この採掘機のドリルの刃がポロポロになり工事が遅れているとのこと。
バチが当たっているのかもしれません。
工事関係者や県や公団の皆さんの安全を祈るばかりです。
 
 
 
カープの本拠地、マツダスタジアムが見えます。
 
 
山道、参道を歩いて二葉山の頂上へ。
神さまの山で森林浴。
広島のパワースポットの一つです。
 
 
そして、最後は二葉山の頂上の仏舎利塔へ。
139メートルのテッペンに鎮座されています。
この中には、インドのネール首相から贈られた一粒の仏舎利が納められているとのこと。
そして、黄金のブッダ像は、セイロン(現スリランカ)から贈られたものです。
広島、世界の平和をお願いしてきました。
2020年、令和2年・・・平和で明るい年になってほしいものです。


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