わかりにくくてすみません。
朝刊に掲載されていた全15段のカラー広告。
広告主は、青山商事、洋服の青山です。
何か不祥事を起こしたのかなあと思わせる、社長が謝罪会見するシーン。
ボディコピーを読むと、スーツ業界特有の価格表示が複雑でゴメンナサイ!という内容。
複雑な価格表示のことは、よく分からないのですが消費者の知らないことを先に出すという勇気はスゴいです。
競合のスーツ会社も、「ヤラレタ!」という感じなんでしょうか。
ネガティブなイメージのある日本独特の謝罪会見を逆手にとって訴求力を高める・・・お見事です。
クリエィティブディレクターやコピーライターが、よくクライアントに提案したものだと思います。
また、その提案をOKした社長も、なかなかお茶目です。
また、この新聞広告、普通に新聞を開いているとタテになっています。
アイキャッチで興味を持った読者は、わざわざ新聞をヨコにしてボディコピーを読まなければなりません。
デジタル化で、最近元気のない新聞広告。
久々に鋭い切り口の広告に関心しました。
がんばれ!洋服の青山