東京都内の新築分譲マンションの価格は、1億円以上!
わずか70㎡のフツーのマンションです。
年収倍率は、14倍から15倍と言われています。
これでは、普通のサラリーパーソンでは「家が買えない」です。
今週の日経ビジネス誌2023.5.1号の特集は、「家が買えない 令和版バブルの舞台裏」。
1980年代のバブル経済期の価格も超えた家の価格がもたらす影響を伝えています。
Contents
Part1 首都圏のマンション価格は平均1億円超 「雲の上」のマイホーム
Part2 都心から郊外に進出 価格高騰にあらがうオープンハウスの選択
Part3 止まらぬ地方都市の価格高騰 住宅難民はどこに行く 郊外移住、全国で進む
Part4 低金利という前提が変わるとき 住宅ローン金利競争
Part5 中古流通促進が喫緊の課題に 新築に漂う天井感「逆回転」に備えよ
この特集では、オープンハウス社の事例、札幌市や京都市で起きているマンション価格の高騰、大和ハウス工業社長のインタビューなどが掲載されています。
マンション価格の高騰は、韓国や中国、米国などでもトレンドになっています。
特定の立地の不動産の価値というものは万国共通なんですね。
今から家を買おうとしている人は、中古市場、金利の今後、戸建て、郊外などを視野に入れて、人生最大の買い物で後悔しないようにしていかなければならないと指摘します。
物価高騰やインフレ、建築労働力不足、原材料の調達難・・・マンションや戸建てをローンで買おうとする人たちは事前に十二分に検討していかなければならない時代に突入しました。
それにしても、この国も住みづらい、生きづらい時代になってきました・・・。