広島平和記念公園をテクテク散歩。
緑が多く、道も舗装されていて、とても歩きやすいゾーンです。
戦前は廣島市最大の繁華街でした。
たった一発の原爆で街を破壊され、14万人が殺戮されました。
75年は草木も生えないと言われた広島の街。
平和公園は、1950年から造りはじめ、1955年に完成したとのこと。
そういえば、市民球団カープの結成も1950年・・・傷ついた広島市民を励ますとともに、プロ野球球団で唯一親会社を持たないビンボー市民球団を市民は支え続けました。
嵐の中の母子像
北海道札幌市出身の彫刻家・本郷新さんの作品です。
「わだつみの像」でも知られています。
祈りの泉
1964年に地元の第一地銀広島銀行から贈呈されたものです。
水を求め亡くなられていった方々の水供養です。
中央の噴水は、4メートルの高さまで上がります。
レストハウス・・・以前は大正屋呉服店。
去年、メンテナンス、リニューアルされました。
原爆の子の像。
ここには、世界中から贈呈された折り鶴が展示されています。
被爆し、わずか12歳で亡くなった佐々木偵子さんの同級生の募金活動で建てられました。
ここの前を歩くために、心が痛みます。
戦後76年・・・。
広島市も復興を遂げました。
たくさんの市民、たくさんの支援者の尽力と頑張りが、その根底にあります。
長崎、沖縄、神戸、福島、熊本・・・まだまだ日本の各地で復興復旧に向けた地道な努力が続けられています。