新型コロナウイルスの影響で、どうなるか心配していましたが、ウィーン学友協会にて無観客で開催されました。
観客のいない黄金宮殿・・・初めて見ました・・・意外に狭い感じです。
世界最高水準のオーケストラ・・・一糸乱れぬアンサンブル、優雅で華やかなプロフェッショナル集団・・・毎年、元旦から感動をいただきます。
指揮は、ナポリ生まれのリッカルド・ムーティさんが指揮。
高齢になっても情熱のイタリア人・・・その熱さが、しっかり伝わってきました。
ニューイヤーコンサートで棒を振るのは6回目とのことです。
ムーティの「美しく青きドナウ」・・・なかなかいい感じでした。
半世紀ぐらい前に、生のムーティさんを観たことがあります。
ウィーンフィル来日・・・東京は巨匠カール・ベームさんが指揮、そして広島郵便貯金ホールでは若きイケメン・ムーティさんが棒を振りました。
かっこよかった思い出しかありません。
いつものラデッキー行進曲は、思わず手拍子を打ってしまいました(笑)。
2021年・・・新しい年が始まるんだなあ。
コロナでも、音楽がある限り人類は平和・・・そんなことを改めて考えた元旦でした。