面白い店に行ってきました。
広島市から車で1時間。
瀬戸内海に浮かぶ能美島にある島のパン屋さんです。
県道から路地に入り、山道を登っていくと、そこには普通の民家。
民家をリニューアルしてパン工房にしています。
ちょっとビックリ。
「しまのぱん SOUDA!」
民家で造るルヴァン種・・・フランスの伝統的なパン製法とのこと。
オリーブを発酵させた自然酵母を使用しているとのことです。
こんな田舎で、こだわりのパンを造る・・・それはそれで凄いことです。
顧客のオーダーによって、1/2、1/3等に切り分けてくれます。
いつも添加物いっぱいのパンを食べている小職・・・何となく自然のテイストを感じることが出来ました。
マーケティング的にも突っ込みどころ満載のこのお店・・・プロモーション戦略、流通、店舗戦略、マーチャンダイジング・・・。
でも店主さんの想い、熱意を考えると、このままでも良いのかもしれません。
時代は、環境や自然、ミニマリスト、ソーシャルの方向に振れています。
売らんかな!の現代資本主義の弊害が跋扈する中、環境にやさしい、身体に優しい、店主さんの自己実現のためのパン作り・・・ある意味、時代の先を行っているように思います。
頑張ってほしい島のパン屋さんです。