鳥取環境大学に行って来ました。
JR鳥取駅から車で20分。
工業団地の中にある2つの学部を持つ大学です。
2001年に私立大学として創設、2012年には公立大学法人化したとのこと。
地方の私立大学の経営はなかなか厳しく、公立大学化という流れが全国的に広がっていく・・・その一つのパターンです。
それまでは、鳥取県内には国立の鳥取大学1校のみでしたが、この鳥取環境大学の開学により大学が二校となったとのことでした。
大学の略称は、環境大学、環大、TUES、鳥環。
英語名は、Tottori University of Environmental Studies・・・TUES チューズだそうです。
ちょっとかっこいいです。
環境学部環境学科、経営学部経営学科の2つの学部と大学院修士課程があります。
環境学・・・今、旬なグローバルな課題を学ぶというのは、なかなか面白そうです。
将来、グレダさんも来校するかもしれませんね。
この環境学科での学びは3つの柱があるそうです。
1.自然環境保全・・・大気、水、地形、地質を中心に自然環境のメカニズムについての基礎知識を学び、地上気象観測や衛星観測を通じたモニタリング技術などの応用技術を学ぶ。
2.循環型社会形成・・・廃棄物処理、環境に優しいバイオマスエネルギーの有効活用について考察。行政や社会制度に関わる科目など総合的に循環型社会の形成について学ぶ。
3.人間環境・・・人が快適な生活をするために作り出してきた、住まいをはじめ、都市、まちづくり、景観、文化などの人間と社会をとりまく環境について、自然との共生するあり方を学ぶ。
ECOについて学べる大学・・・ちょっとレアです。
また、環境学部と経営学部・・・今、マネジメントの世界でも必須のSDGsやESG、CSVなどから派生する旬なテーマを学べる大学です。
この大学のキャッチフレーズは、「鳥取で、つながる。世界を、つなげる」。
ここで学んだ学生たちが、世界に飛び立っていけばいいなあと思います。
がんばれ!鳥取環境大学