書評で高い評価を得ている小説を読んでみました。
わずか196ページの小説です。
羊飼いの少年が、スペイン・アンダルシアからエジプトのピラミッドに向けて冒険の旅に出発する物語。
砂漠を踏破し、さまざまな危険を冒した冒険、途中、恋をし、さまざまな人に会いながら、自分の人生を切り拓いていくストーリーです。
アルケミスト 夢を旅した少年
パウロ・コエーリョ著 KADOKAWA刊 560円+税
著者は、ブラジル・リオデジャネイロ生まれのパウロ・コエーリョさん。
同書で世界ベストセラー作家になりました。
訳者は、東大法学部、大蔵省出身の山川鉱矢さんと、東大経済学部、マッキンゼー出身の奥さん亜希子さん。
読みやすい翻訳で、物語に没入することができます。
「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」
「前兆にしたがうこと」
書名の「アルケミスト」は、錬金術師のこと。
この物語のキーパースンです。
日常生活に埋もれ、冒険や遊びを忘れた大人たち・・・。
このスピリチュアルな冒険小説で異次元を体験することが出来ます。
同書を読めば、新たな視界を得ることができると思います。
経営コンサルタントの山口周さんの新刊「人生の経営戦略」の巻末にあるブックガイドにも「アルケミスト」が出ています。
並みいる経営の名著の中にランクインしています。
人生の「目標設定」に役立ちます。
ワンコインで買える至福の一冊。
おすすめです。