先週末、銭湯検定3級試験を受験してきました。
この「銭湯検定」は、社団法人日本銭湯文化協会が、日本の銭湯文化を伝承、普及するために始めた知識の検定試験。
日本の「湯浴」の歴史、銭湯の歴史などを問うものです。
特に、江戸時代の銭湯文化は、式亭三馬「浮世風呂」などに見られるようとても面白いです。
「火事と喧嘩は江戸の華」・・・それを支える銭湯ということがよくわかります。
銭湯は、平安時代末期頃に成立したというのが通説。実に1000年以上の歴史があります。
銭湯検定試験は、第6回をむかえるそうです。
試験時間は、1時間。
試験会場は、東神田の東京都浴場組合事務所の会議室。
受験者は、40名弱といったところ。
受験資格は、銭湯検定3級合格者。
年配の方ばかりかと思っていたのですが、若い人、女性もかなりおられ、根強い銭湯ファンがいることに、何だか嬉しくなりました。
択一式、○×式、記述式といった問題が75問。
写真や絵を見て、正解を選ぶという本格的な試験問題です。
試験終了後は、お土産までいただきました。
銭湯文化協会の名入りキンチャク袋、同協会のケータイストラップ、子供向けのシールブック。
試験を受けてプレゼントをいただいたのも初めての経験で何だかこちらも温かみを感じます。
合格発表は、今月下旬。
合格点70点とすれば、五分五分といったところでしょうか?