僕たちの天使

私の愛する天使たち、ネコ、山P、佐藤健君、60~80年代の音楽、バイクなどを徒然に語っていきます。

オトメちゃんが母親になっていました。

zooさん、お元気ですか。 もうご承知かもしれませんが、オトメちゃんが お母さんになっていましたね。市川動植物園のHPに 2013年、オトメちゃんがお母さんになっていたことが載っていました。赤ちゃんを抱いてカメラ目線です、オトメちゃん。こんなに嬉しいことはない。またブログを再開してくださることを願っています。 このブログの2014年8月4日の記事を読んでください。

(6/5)上戸彩を知っている義母

2015年06月05日 17時22分29秒 | 日常、仕事、認知症
いろいろと覚えているのに
なぜ
財布を隠した場所だけ、忘れるのか。
それが私の初めからの疑問。
なぜ、それだけ、といつも思う。
そこに財布を置いたが
置いたつもりが、気が付いたときには無くなっていたので
きっと
あのオトコたちがまた持っていったに違いない。

これが彼女義母の言い分である。
何回もこの繰り返し。
そして今回もそう。
今日は私が休みだったので
朝からその財布探しをした。
彼女は端から盗まれたと思っているので動かない。

2,3日前に無くなったそうだ。

その一週間前にも無くしている。
サンルームの外側の網戸に
ダンボールにまた文句を書いて貼ってあった。
「ドロボー!財布を返せ!」とか何とか。
そのときは私も探したが見つけ出せなかった。
そして
翌日の朝、それを持って
「ベッドの足元に返してあった。」と自ら見つけ出した。
一件落着であったが
すぐにこうしてまたどこかに隠して
それを忘れる。

今日は私がすんなり
探し当てられた。
ベッドの足元の服入れの中を開けたら
あった。

「トモロッシちゃん、すぐに見つけたね。」と
さも
私が隠し場所を知っていたかのような言い方。
まあ、腹は立てない。

今日は彼女のための用事をするために
休み返上の
お出かけである。

顔のシミが気になるので
それをカバーするファンデーションを買ってきてほしい、
ホラ、女の人のコマーシャルでやっているやつ。
そう言われたって
全然わからない。
わからなかったら、これまでのファンデーションを、とのこと。

そして帰宅して
「上戸彩のポスター貼ってあったけれど、それ?
上戸彩ってわかる?」
「そう、それ。妊娠した人でしょ。」

上戸彩の妊娠までわかっていて
なんで
自分の財布の隠し場所は頑固にわからないのか。
不思議でならない。


シミを気にするようだから
お義母さんもまだまだ若いね、と言ったら
喜んでいた。

そして
病院の話をした。

お義母さんは頭はおかしくないけれど(これが肝心)
段々、忘れることが多くなったし
商品券の使い方もわからなくなってきたし(これも話題に出た。商品券を手にして昔はこういうのを貰ったらすぐに服を買いに行ったのよ。でも今はどうやって使うのかわからないと言う)
掛かりつけの先生より、専門の先生に診てもらって
より快適に暮らそう、と言った。
割と前向きに考えてくれそうな感触を受けた。

夫には
義母は自分がどれほど大事にされていないかを愚痴るそうだ。
「私が買い物カートを引いて歩いているのを世間の人は何て思うか。
年寄りが可哀相だ、嫁は買い物にも行かないのかと思っているはずだ。」などなど。

私も夫も
身体が動く限り
頭も働く限り
動いてほしい、というのが基本の考え。

「お義母さん、私の実家の母は、キャベツがどれか、煎茶がどれか、区別がつかないんだよ。だからあんなに饒舌でも、自分で買い物に行けないんだよ。
お義母さんは頭が働くし、こうして美容にも気を使っているし、歩けることは幸せだと
思わなければ。」

そりゃあ、嫁が買ってくれば、楽に決まっている。
しかし
それは嫁がいる、という前提。

よく行くスーパーで
たまに見かける元の職場の女性。
数学を教えていた人だ。
この方は、義母と同じ年齢だ。
ずっと独身だ。
久々に姿を見て
ギョッとした。
腰が曲がって、着ているオーバーをバサーバサーと翻して歩いていた。
声をかけようかと思ったがやめた。
でも元気そうだ。
独りで暮らしているのだろう。
あの、いつもステキなパンタロン(古いコトバ)を穿いて
髪もオールバックにして
知的な眼鏡をかけていた彼女。
自分も年をとったが
彼女も老婆の様相である。
その彼女と同じ年齢の義母は
甘え、と見てしまう自分である。

こうして書いているときにも
義母は二階に上がってきた。
私が買って来た「かつおさし」を半分食べて、と言ってきた。
そしてエプロンのポケットには
さっき買って来たファンデーションが入っていた。
「またね、さっき、やられたの。
鏡台の下に置いたのに、あれ、もしかして、と思って見たらないの。
で、探したら、お菓子の缶に入っていたのよ。」
「よかったね、すぐ見つかって。まだファンデーション、他にもあるんじゃない?
何回か、私、買いに行かせられたでしょ。でも今度、商品券で上戸彩のを買いに行こうね。」と言った。

大事なものは隠す、それか。


コメント (4)
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(6/5)昨日あったこと

2015年06月05日 09時09分12秒 | 日常、仕事、認知症
昨日の昼下がり
1人の男性が訪れた。
いろいろな勧誘があるので、時に居留守を使うときがあるが
(宗教団体やボランティア等。ハンカチを買わされたことがあった。)
昨日はたまたま出た。
玄関のドアを開けたら
男性が首からぶら下げているIDカードをスーツの上着の内側に隠した。
「○○放送局ですが、この辺で、消防車が来たという情報を聞いていませんか。」
これだけ聞いても、話の前後が見えないので
怪しい、と思い
「聞いていません。」と答えた。
手には、住宅地図のコピーを持っていたのみ。
「取材ですか?」と去り際に聞いたら
ニコッとして「ええ、そうです。」と答え、帰っていった。
うちの向かいの家にも訪れるのかな、と見ていたが
それはなかった。

私は
怪しい、怪しいという思いが強くなって
何より、IDカードをぶら下げていながら隠したというところに
怪しさを感じた。
在宅か留守かを確認しているのか、と思った。

思い切って
その放送局に電話した。

「これこれの取材を受けたが、本当に取材をしているのか。」と
趣旨を述べ、男性の特徴、行動、会話等、覚えていることの全てを
話した。
しかし
それを話された側の女性は困惑していた。
私にどうしたいかを尋ねた。
調べてほしい、もしも
そういう取材がなかったら、一企業の名を騙って
在宅留守を確認している不審者かもしれないので、と言った。
「お時間、かかりますけれど・・・」と消極的な感じを受けた。
確かに、私が電話される側に立ったら
変わったクレーマーにしか思えないかもしれない。
いちゃもんに思えるかもしれない。
「時間がかかっても、そういうものはいなかったでもいいので調べてほしい。」と
言った。

そして
1時間以上してから
電話があった。
「やはり、そういう取材はしていないということで・・・。」
「そうですか。わかりました。不審者ということで、こちらも気をつけなければ。
ただ、そちらの名前を騙っているので、今後もそんなことがあるかも。」
と言って終わった。






が。
終わった、と思ったら、10分後に電話があった。

妙に興奮した甲高い女性の声。
「先ほど、電話をしてくださった人ですか?」と聞くと
「はい、そうです!」とさっきのトーンとまるで違っていたので
別人かと思った。
「いました!たしかに取材に行った者がいました!
本当に申し訳ございません!今、帰ってきたのを確認したところ
確かにそちらに取材に行っていました!」
「そうですか。こちらの電話がヘンな電話と思ったかも知れませんが
わかってスッキリしました。」
「今後は取材のときに、名刺を渡すなり、IDカードをきちんと見せるなり
しますので、申し訳ございません。」と平謝り。
「いいえ、すばやい対応ありがとうございました。こちらもスッキリしました。」
と電話を切った。

無事、モヤモヤが晴れてよかった。

何より
話の前後がわからず、突然「消防車が来たという情報はないか」と聞かれても
もっとそのときに食い下がって聞くべきだったが
怖くて、速く切り上げたいという思いが強かった。
この辺で、火事があったとか、全くなかったので
とってつけたような質問だった。
しかも
IDカードを見ようとしても隠されたので
本当に名乗った局だったのか確認しなかったので
そこに聞いてみようと思ったのだ。

そして
うちの事情。
義母がもしかして電話したのではないか、とふと思ってしまったのだ。
義母は
警察とか消防とか宣伝カーとか
よく口にするし、そういうところに突撃することが実際あるので
それ関連かもしれないと、私も余計なことを考えてしまった。
義母に
放送局に電話したか、と逆に聞いたら
薮蛇になるかもしれないので、この件は伏せておいた。
とは言っても、今、義母の電話は使えない。壊れたのをそのままにしている。

とにかく本当のことだったので
モヤモヤが払拭できてよかった。
逆に
不審者であれば、怖いことこの上ない。
スマートなスーツ姿で、路地をウロウロしていれば
絶対に自分は不審者だ、と思ってしまう。

これからは
IDカード、名刺の提示を絶対怠らないようにしよう。
コメント (2)
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