人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

藝大モーニングコンサートでショスタコーヴィチ「ヴァイオリン協奏曲第1番」他を聴く / オーケストラ・アンサンブル金沢「パイプオルガンとオーケストラの饗宴」のチケットを取る

2017年04月28日 08時06分06秒 | 日記

28日(金).昨日,上野の東京藝大奏楽堂に行く途中,東京都美術館の裏側にある広場に藝大生製作による彫刻が飾られていました ウサギが山と積まれたこの作品を見て,モコタロの顔とともに名曲「ふるさと」を思い出しました 「ウサギ美味し 菓の山」ってか

 

       

 

ということで,わが家に来てから今日で941日目を迎え,トランプ米政権が 規模と財源問題を先送りした上で 連邦法人税率を35%から15%へと大幅に下げるなど大型税制改革の基本方針を公表した というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

       

         財源問題を先送りして消費税率引き上げを2度先送りした安倍政権と似た対応じゃね?

 

                     

 

昨日,夕食に「鶏の唐揚げ」を作りました 2回目のチャレンジです.もちろん2度揚げしたので美味くできました

 

       

 

                     

 

フェスタサマーミューザ特別参加公演,オーケストラ・アンサンブル金沢の「パイプオルガンとオーケストラの饗宴」のチケットを取りました 7月23日(日)午後3時からミューザ川崎で開かれます.プログラムは①エスケシュによる与えられたテーマによる即興演奏,②シューベルト「交響曲第7番”未完成”」,③サン=サーンス「チェロ協奏曲第1番」,④エスケシュ「オルガン協奏曲」です ③のチェロ独奏はルドヴィート・カンタ,④のオルガン独奏はティエリー・エスケシュ,指揮は音楽監督・井上道義です

 

       

 

                     

 

昨日,上野の東京藝大奏楽堂で2017年度第1回モーニングコンサートを聴きました プログラムは①ヘルテル「ファゴット協奏曲イ短調」(Fg:坪谷陸),②ショスタコーヴィチ「ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調」(Vn:今岡秀輝)で,指揮は高関健です

 

       

 

全自由席です.1階15列25番,右ブロック左通路側を押さえました.楽員がステージに登場し配置に着きます と言っても,弦楽奏者13人とチェンバロ1台だけの小編成です

1曲目はドイツ生まれのヘルテル(1699-1754)作曲「ファゴット協奏曲イ短調」です 第1楽章「アレグロ・コン・スピリト」,第2楽章「グラ―ヴェ」,第3楽章「アレグロ・ディ・モルト」の3楽章から成ります

神奈川県大和市出身の藝大4年生・坪谷陸君が登場,指揮者の脇にスタンバイします 高関のタクトで第1楽章が開始されます.ハイドン風の音楽を聴き取ることが出来ます モーツアルトは1756年生まれなので,モーツアルトの影響はあり得ないので,明らかにハイドンでしょう 「疾風怒濤」という言葉が脳裏に浮かびます.第2楽章,第3楽章もハイドン風に感じます

坪谷君の演奏は軽快で,ファゴットの音色の魅力を存分に引き出していました

 

       

 

休憩なしの後半は,ショスタコーヴィチ「ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調」です この曲は,ソ連の巨匠ダヴィット・オイストラフに献呈された技巧的な曲です.第1楽章「ノクターン」,第2楽章「スケルツォ」,第3楽章「パッサカリア」,第4楽章「ブルレスケ」の4つの楽章から成ります

管楽器,ハープ,オルガン,打楽器が加わり,弦楽器が拡大します.よく見ると,オーボエ(2nd)は東響の首席・荒木奏美です 彼女は確か現在 藝大大学院生でもあります

藝大4年生の今岡秀輝君が高関と共に登場し配置に着きます 高関のタクトで第1楽章が開始されます.低弦による不気味な響きに導かれて,独奏ヴァイオリンが抑制された音楽を奏でます 演奏する側も弱音中心なので緊張気味ですが,聴く側も緊張を強いられます 第2楽章は一転,陽気と言えるような明るく砕けた曲想が展開します 技巧的な終結部を弾き切ると,指揮台上の高関が今岡に  のサインを出しました 今岡は大きく頷きます.本人にとっても ここまで会心の出来なのでしょう

第3楽章はティンパ二の打撃で開始され,独奏ヴァイオリンが研ぎ澄まされた演奏を展開します 終結部のカデンツァは緊張感に満ちた素晴らしい演奏でした 続く第4楽章は,それまで鬱積してきた思いが一気に爆発したような激しく情熱的な音楽です 今岡は目くるめく音楽をスピード感溢れた演奏で一気に弾き切りました

演奏が終わるや否やブラボーがかかり,会場一杯の拍手がソリストの今岡君に送られました

若さあふれる気持ちのいい演奏でした この日演奏した二人の若者の 今後の活躍を期待したいと思います

 

       

 

当日,藝大関係のチラシが配布されました.下にご紹介します

1.ショスタコーヴィチの肖像(5月21日) 私はこの日,別のコンサートの予定があり行けません

 

       

 

2.ウィーン音楽演劇大学200周年記念交流演奏会(5月24日) 入場無料で,メンデルスゾーンの「弦楽八重奏曲」が聴けます 私はこの日も別のコンサートが入っていて行けません

 

       

 

3.藝大第九(6月4日) 年末でない時期の第九もいいかも知れません

 

       

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