人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

ロシア・クラシック・アニメを観る 〜 ロマン・カチャーノフ監督「ワニのゲーナ」他、ユーリー・ノルシュテイン監督「25日・最初の日」他〜ショスタコーヴィチ「交響曲第12番”1917年”」も流れる

2021年01月28日 07時20分55秒 | 日記

28日(木)。わが家に来てから今日で2310日目を迎え、米上院本会議は26日、トランプ前大統領の弾劾裁判の合憲性について採決を求める動議を反対多数で否決、トランプ氏に有罪判決をくだすのに必要な共和党からの同調者が17人には届かなかった  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     腰抜け集団・共和党はトランプ党に改名した方がいい  人気だけは誰も敵わないし

 

         

 

昨日、夕食に「親子丼」「生野菜サラダ」「舞茸の味噌汁」を作りました あとは娘が漬けた「キュウリのぬか漬け」です。親子丼は栗原はるみ先生のレシピですが、2人分作るのに1人前ずつ作るのがミソです

 

     

 

         

 

昨日、早稲田松竹で「ロシア・クラシック・アニメ傑作選」2本立てを観ました

前半はロシア史上最も愛される人形劇「チェブラーシカ」をもとにロマン・カチャーノフ監督が製作した短編作品6本です 「ミトン」(1967年・10分)、「ママ」(1972年・10分)、「ピオネールになりたい!」(1971年・20分)、「レター」(1970年・10分)、「シャパクリャク」(1974年・20分)、「ワニのゲーナ」(1969年・19分)です チェブラーシカとは何の動物か不明な生き物で、こんな姿をしています

 

     

 

上映作品の中で日本でも人気のあるのは「ミトン」とのこと これは、子犬を飼うのを母親に反対された少年に起こる奇跡をファンタジックに表現した作品ですが、どこの家庭でもありそうなテーマを題材にしてペーソスを誘います

 

     

 

後半はユーリー・ノルシュテイン監督による傑作選です 「25日・最初の日」(1968年・10分)、「キツネとウサギ」(1973年・10分)、「霧の中のハリネズミ」(1975年・10分)、「ケルジェネツの戦い」(1971年・10分)、「アオサギとツル」(1974年・10分)、「話の話」(1979年・29分)の6本です

この中で一番衝撃的なのは「25日・最初の日」です これはユーリー・ノルシュテインがロシア・アヴァンギャルド・アートに着想を得た記念すべき監督デビュー作品です 「25日」とは、ロシア旧暦で1917年10月のロシア革命最初の日に当たる日です 風になびく赤旗に浮かぶのは「すべての権力をソビエトへ!」です そこにレーニンの顔が被さり、静かな広場に怒りに満ちた民衆が押し寄せ、資本家・貴族・ブルジョアら支配階級を打ち負かす様子が描かれています 画面のバックには一貫してショスタコーヴィチ「交響曲第12番『1917年』作品112」の煽情的な音楽が流れます

「ケルジェネツの戦い」のケルジェネツとは河の名前で、西暦988年にこの河のほとりであったロシアとタタールの戦争を描いています この作品では、リムスキー・コルサコフの同名の間奏曲「ケルジェネツの戦い」が使用されています

ロシアの古い映画の音楽というと、やっぱりショスタコーヴィチかリムスキー・コルサコフが定番ということになるのでしょうね

コメント
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