5日（火）。わが家に来てから今日で2287日目を迎え、ジョージア州政府は先月、米大統領選について2回にわたる再集計の結果、バイデン氏が1万7779票差で勝利したと認めていたが、ワシントン・ポスト紙は３日、トランプ米大統領がジョージア州の選挙管理責任者であるラフェンスバーガー州務長官（共和党）らに対し、「いいか、私が望むのは１万1780票を見つけることだけだ。ジョージア州の住民や米国民は怒っている。再集計したと言うのは何も悪いことではない」と述べ、暗に集計結果の改ざんを求めたと報じた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
この強権ぶりは トランプが大好きな習近平、プーチン、金正恩を上回り 世界一だ
昨日、夕食に「クリームシチュー」を作りました
クリームシチューを作る時の肉はポークかチキンですが、今回はポークにしました
現在、池袋の新文芸坐では「開館２０周年記念特集 銀幕に甦れ！黒澤＆三船」を上映中です 1日から12日までの間に全12本の作品が上映されます
私は全ての作品を観るべく すでに座席指定を取ってあります
昨日、黒澤明・菊島隆三脚本、黒澤明監督による1949年製作映画「野良犬」（モノクロ・122分）を観ました
ある蒸し暑い日、村上刑事（三船敏郎）はバスの中で拳銃を掏られてしまう
拳銃にはまだ弾丸が入っていた
村上は「もし自分の拳銃が使われたら・・・」と焦り、一刻も早く拳銃を取り戻そうとベテランの佐藤刑事（志村隆）と犯人捜しにまい進する
ピストル屋のヒモ女（千石規子）を捕まえて拳銃の在り処かを問い詰めるが素人扱いされてしまう しかし、執念で犯人逮捕のヒントを聞き出す
村上はピストル屋を探し出すため、復員兵に変装する。そして遂に犯人を追い詰める
この映画は、ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した「羅生門」（1950年）や「七人の侍」（1954年）の前に製作された作品ですが、まだ無名の若き三船敏郎の真摯な演技が強い印象を与えます
ここでは、後の三船に見られる凶暴性は見られません 自分の拳銃で殺人が起こることを恐れ、一刻も早く犯人を逮捕すべく必死に駆けずり回る真面目な若い刑事を演じています
村上が射的ゲーム屋を訪れるシーンでは、オッフェンバック「ホフマン物語」の「ホフマンの舟歌」が流れていました
また、村上が犯人を追い詰めて、拳銃を持つ犯人と対峙するシーンでは、近くの家からモーツアルト風の明るいピアノ曲が流れていました
緊迫した場面で長閑な音楽を流したり、悲劇的なシーンにあえて楽しい音楽を使ったりして効果を高める手法を「コントラプンクト」というそうですが、黒澤監督はこの場面でその手法を使い見事な効果を挙げています
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