27日(水)。小型CDプレーヤー、DENONのDCD-50SPがまたしても、ディスクを呑み込んだまま出てこなくなってしまいました 今回 餌食になったのはケルテス指揮ロンドン響によるドヴォルザーク「交響曲第8番」のディスクです 仕方ないので重い機器を抱えて池袋Bカメラに修理に持っていきました。これで修理依頼は4回目です 昨年の5月に購入してから約8か月間で4回の修理は、もう欠陥商品そのものです こうなったら何回故障するか記録を作ろうかと思っています。嘘ですけど。わざと壊すわけではないので 一方、一昨日はDソンの掃除機が急に赤い点滅を始め、スイッチを入れても全く動かなくなってしまいました 同社のアフターサービスに電話をしたら、赤の点滅が11回以上続く場合はバッテリーの不具合だということで、バッテリー交換が必要(約9千円)とのことでした ところが、新型コロナの影響で海外からの部品の納入が遅れていて1か月以上先になるといいます なお、新しい機種に買い替えれば40%引きになるといいます。現在の機種は3年半使ったので、この際思い切って買い替えることにしました。40%引きとはいえ4万円近くするので決して安くありません それにしても、電気機器って一つが壊れると不思議と別の機器も壊れるのはどういう因果関係があるのでしょうか
ということで、わが家に来てから今日で2309日目を迎え、米ワシントン・ポスト紙は23日、トランプ前大統領の過去4年間の発言について、内容を検証して信憑性を評価する「ファクトチェック」をした結果、同氏は3万573回の虚偽や誤解を与える主張をしていたと報じた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
30,573 ÷(365✕4)≒ 21 で1日平均21回フェイクを流していた計算になるぜ
昨日、夕食に「ビーフカレー」と「生野菜とアボカドのサラダ」を作りました 牛肉はいつも通りバラ肉を使いました カレーにはワインですね
昨日、新文芸坐で「スワロウテイル」と「花とアリス」の2本立てを観ました
「スワロウテイル」は岩井俊二監督・脚本による1996年製作映画(149分)です
「円」が世界で一番強かった時代。一攫千金を求めて日本にやってきた外国人たちは、街を”円都(イェン・タウン)”と呼び、日本人たちは住み着いた違法労働者たちを”円盗(イェン・タウン)”と呼んだ。この映画はそんな円都に住む円盗たちの物語 少女・アゲハ(伊藤歩)は、円都の娼婦であり唯一の肉親の母が死んでしまい、行き場がなくなる 母の同僚の無責任な大人たちにたらい回しにされる中、娼婦グリコ(CHARA)の元に引き取られる。胸に蝶のタトゥーをつけ美しい歌を歌うグリコは、それまで名前がなかった彼女に”アゲハ”という名前を付ける グリコもまた”円”を夢見て上海から日本にやってきた円盗だった。彼女の周囲にいるのも、彼女と同じように円を求めて日本にやってきた円盗たちだった。アゲハが彼らと共に過ごして数日が経ったある日、アゲハを強姦しようとしたヤクザをアゲハの仲間が誤って死なせてしまう ヤクザの体内には偽1万円札造りの磁気データが記録されたカセットテープが入っていた 彼らはひょんなことから一攫千金のチャンスを得た データをもとに作った偽札で儲け、グリコは歌手としての道を歩むが、悪事はいつまでも続かなかった
実に不思議な映画でした。それは登場人物たちが日本語、英語、中国語を話すという無国籍風の会話によるところが大きいと思います アゲハたちは千円札を切り張りして1万円札の幅と同じになるように加工した偽札を「両替機」に入れて千円札10枚をゲットするという違法行為で金を集めますが、小学生に偽札を両替させて金を集めるシーンが問題となり、映倫のR指定となったとのことです 「スワロウテイル」というのは「スワロウ=つばめ」の「テイル=尾」の形をした蝶々のことを意味しており、グリコの真似をしてアゲハが胸に刻んだ蝶々のタトゥーを指しています 映画の舞台は日本のどこかの架空の街ですが、東南アジア諸国から来日して円を稼ぎ、本国の家族に送金する人々の姿は、1996年も2021年も変わりません
「花とアリス」は岩井俊二監督による2004年製作映画(135分)です
アリス=有栖川徹子(蒼井優)と花=荒井花(鈴木杏)は幼馴染でいつも一緒に行動する仲良し 2人は電車の中で宮本雅志(郭智博)を見かけるが、花は彼に一目ぼれしてしまう 彼をストーキングした花は、彼が手塚高校の生徒だと知る。4月、アリスと花は手塚高校に入学するが、花は宮本が所属する落語研究会に入部する 花は宮本を記憶喪失だと思い込ませて恋人に成りすます。花は宮本とデートしているところをアリスに見られるが、アリスは宮本にことを覚えていなかった しかし、ほっとしたのもつかの間、自分の家に宮本を招いた花は、パソコンに入れてあった大量の宮本の写真を本人に見られてしまう そして、その写真はアリスが撮ったものだと、とっさに嘘をついてしまう なぜか宮本はアリスのことを好きになってしまう アリスは上手くかわすものの、3人の間には微妙な空気が流れ始める 一方、花と一緒に祭りにいった宮本だったが、そこでアリスの幻覚を見て卒倒してしまう 宮本を家に担ぎ込んだ花は、宮本のために薬を買いに行き、その途中、土砂降りの雨の中でバレエを踊る人の姿を見る。それはアリスだった ついに3人の関係はこじれ始める。3人で遊びに行った海で、トランプ・ゲームをキッカケに花とアリスは宮本を取り合い、取っ組み合いの大喧嘩をしてしまう 文化祭の日、宮本がアリスを好きなことに気が付いた花は、高座の舞台袖で自分の恋を諦めることを宮本に告げる しかし、宮本は花のことを受け入れるのだった。そして花は高座に上がった。観客がいなくなった客席には一人、アリスの姿があった
これは面白い映画でした 何と言っても、蒼井優と鈴木杏の2人のキャラが立っていて可笑しい いかにも女子高生の会話が楽しく思わず笑ってしまいます 昨年「スパイの妻」で名演技を見せた蒼井優は、この頃すでに素晴らしい演技力の持ち主だったことに気が付きました